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2008年1月 3日 (木)

IHIが虚偽決算の疑い 課徴金17億円の可能性も

  しょ、正月早々....というニュース。朝日新聞の一面トップ。

海外のプラント工事の失敗などに伴う巨額の損失が発覚したIHI(旧石川島播磨重工業)の07年3月期決算の有価証券報告書などに虚偽記載の疑いがあるとして、証券取引等監視委員会は、金融庁への課徴金納付命令の勧告を視野に本格的な調査に入る方針を固めた。監視委は同社が07年初めに行った約640億円の増資などを問題視しており、これらが虚偽の報告書に基づいて実施されたと判断した場合、過去最高の約17億円の課徴金を科す可能性がある

 Mc.Nさんにコメントいただきましたが、本銘柄も、さわかみファンドの組み入れ銘柄のひとつです。300以上ある組み入れ銘柄のひとつという位置付けではあります。

  • パキスタン問題
  • いきなり円高。米株安。原油高。

 と波乱の年末年頭であります。特に今朝の円高にはぶっ飛んだ方も多いのではないでしょうか。

 私のさわかみファンドをどうするかというと、ホールドですが買い増ししないというスタンス継続です。

 さて、件のIHIさん。土光さん(明治生まれ。詳細ここ)のようなキビシイ人が再来しないとキツイかも。同じく土光さんが再建に尽力された東芝さんの現状との違いは何なのか。

東芝は主力半導体のフラッシュメモリーで国内に2工場を新設する。2009年度から相次ぎ生産を始める計画で、総投資額は提携先の米サンディスクと合わせて5年程度で計1兆4000億円にのぼる。東芝は今秋、携帯電話用などに需要が急増している同メモリーの新工場を稼働させたばかり。大規模工場をさらに2つ設けて生産能力を一気に現在の4倍に拡大、同メモリーで世界トップの韓国サムスン電子を抜き、首位獲得を狙う。東芝は半導体、原子力発電、パソコンなどデジタル製品の3事業に経営資源を集中。非中核事業は売却を進めており、「選択と集中」戦略をさらに加速する。

  選択と集中とは、アルファ戦略。リスクそのものです。

 会社の寿命は30年。生き残りのカギは「変化」だそうです。今から20年くらい前の日経ビジネスの有名な特集です。文庫本にもなりました。「会社の寿命」。今は絶版?私の手元にもあったはずなんですがなくしました。「続・会社の寿命」という本がかろうじて残ってました。続編は、「本業比率7割以上、平均年齢30歳以上の企業は、今は好調でも将来危ない」という 非情なる第2法則をご指摘。こちらも続編とは思えない「重さ」を持っています。

 一投資家というより一ビジネスマンとして、正月早々ではありますが肝に銘じまくりたいと思います。

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コメント

努めて静観するのがよいと敗者のゲームに書かれていますが、心おだやかではないですね。

投稿: たけ | 2008年1月 3日 (木) 09時46分

1匹いれば、ほかに100匹いますよ。

投稿: さぼてん | 2008年1月 3日 (木) 10時39分

遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
IHIですが、一時的に問題となっただけで、個人的には根っからの悪い会社ではないと思っています。以前、ある工場を見たことがありますが、現場の人間はちゃんと働いている感じを受けました。今回の問題を機に、より良い会社となってほしいところです。

投稿: fundstory | 2008年1月 4日 (金) 00時15分

皆様コメントありがとうございます。
>たけ様
 努めて静観したいと思います。

>さぼてん様
 そのうちわかる、ということでしょうか。

>fundstory様
 おっしゃる通りだと思います。
 会社は業績不振でも現場はしっかりしているところも多いようですね。

投稿: NightWalker | 2008年1月 4日 (金) 08時01分

> 東芝は半導体、原子力発電、パソコンなどデジタル
> 製品の3事業に経営資源を集中。

個人的な意見ですが、確かにリスクはありますが、
間違った方向ではないと思います。

まず、半導体ですが、フラッシュメモリーは特に
有望です。というのも、今後、(ノートPC等で)
ハードディスクが急速にシリコンディスク
(フラッシュメモリー)に置き換わると予想されます。

シリコンディスクのメリットは、HDDと違い可動部分
がないため、衝撃に強く故障しにくい、かつ、消費
電力も少ないことが上げられます。

デメリットとしては、価格が高い等があります。が、
(ムーアの法則で)劇的に安くなることが予想されます。
あと、数年で、十分にHDDに対抗できるようになると
思います。日立と富士通は、小型HDDからの撤退を決め
ましたね。これは、フラッシュ躍進の影響です。
http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=AS1D2200T%2029122007

この分野では、サムソンとの激しい戦いになるで
しょうが、降りるわけにはいかないでしょう。


原子力発電に関しては、地球温暖化対策で原子力
発電を見直す動きがあるので、これも有望でしょう。
太陽光発電、風力発電が火力発電に代わることは
ありません。なぜなら、大都市や新幹線等の交通
システムに、安定して電力を供給することが、太陽
光発電、風力発電では不可能だからです。
(日本中に太陽電池を並べて、風車を林立させても
ムリ)


パソコンは厳しい競争にさらされていますが、日本の
他のメーカーよりも、生き残る可能性は、あります。
日本のPCメーカーで、世界的なシェアのランキング
に登場する唯一のメーカーが東芝です。
http://www.isuppli.com/news/default.asp?id=8677&m=11&y=2007


>「本業比率7割以上、平均年齢30歳以上の企業は、
> 今は好調でも将来危ない」という 非情なる第2法則
> をご指摘。こちらも続編とは思えない「重さ」を
> 持っています。

日本全体が高齢化してますからね。。。
日本自体が将来危ないのかも。
なので、世界中へ投資を続けていくことが、重要かと。

と、いつもの結論に落ち着いてしまいました(笑)。

投稿: ひろん | 2008年1月 4日 (金) 08時46分

ひろん様
 コメントありがとうございます。
 どの企業さんにとってもリスクはリターンの源泉ですね。

>日本全体が高齢化
 社員も国民も日本人だけとは限りませんので、変化していくかもしれませんね。

投稿: NightWalker | 2008年1月 4日 (金) 10時33分

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