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2007年12月28日 (金)

週刊ダイヤモンド 新年合併特大号 総予測2008

 週刊ダイヤモンド 新年合併特大号 総予測2008。

 読み応えがありました!(というか、読み切れてません)

 冒頭は、「未来学で今後10年を見通す、社会激変で体制変革が不可欠」というタイトルの2008-2017の近未来年表付き記事でスタート。

 以下、

 景気、株価、金利、為替、雇用・賃金、税制、地価、穀物、米国経済、原油市況、中国経済、新興国経済、米国政治、中東情勢、欧州政治、......、環境、宇宙開発、までの50項目について、各分野の専門家の先生が語っています。どうでもいい話ですが、予測にはUFO襲来はありません(^^;)。

 真っ先に読んだのは、株価、の項目(p42-43)。野村證券金融経済研究所チーフストラテジストの岩澤誠一郎さんがご担当された記事です。

日本株は長期で見れば1990年~2003年の長い調整期間を経たあとの上昇局面にある。現在はその過程における"短期"の調整局面にある。

 と始まります。以下、とてもロジカルに分析がなされていて、心地よいです。

 私が、思わず切り抜きたくなったのは、

  1. 日本株と米国株の予想PER推移(1998-2007)
  2. 日経平均株価とその実力推計値(1981-2010)

 というグラフ。私が知りたいなー、と思っていたグラフそのもの。さすが、野村の研究所。

 日本株の実力値とは、

株式投資のリターンは、中長期的にはROE(自己資本利益率)でみた企業の投資収益率に一致する。この考えを基に、82年を起点として日経平均の株価を推計すると、07年12月時点で1万XXXX円。

 というような話です。XXXX円のところは、実際に本誌を手に取ってごらんください(^^;)。

 来年の物色候補は、

  1. 「ドル安」「新興国経済の腰の強さ」から、商社、海運、建設機械の再人気化。
  2. 国際優良株、技術、ブランド、製品開発力に秀でている会社、環境関連株。
  3. 小さな幸せをもたらす製品、サービスを有する企業群

 ポジショントーク、一般論的なところもあるかもしれませんが、なるほど、頭に入れておこう、と思いました。

 特別インタビューもあったりして、盛りだくさん。皆様もお近くの本屋さんにお越しの節はぜひ。

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