週刊ダイヤモンド 2007.12.15号 負けない株投資
今週号の週刊ダイヤモンドの「負けない株投資」という特集、結構、ボリュームがありました。
今後はどうなる?日本経済。株式市場の命運かかる五大テーマ
とサブタイトルが付いてる記事があります。こんな構成です。
- 原油高
- 資源・商品高
- 米国経済の減速
- 転機の企業業績
- 政府系ファンドの台頭
最も興味があったのが、政府系ファンドの台頭というところ。
「資金を貯め込む資源国と中国」と題し、主要国の経常収支の推移(出所:国際金融情報センター)という 興味深い表が出てました。抜粋してみますと、
国 | 1998年 | 2002年 | 2006年 | |
石油産油国 | 主要国 |
▲271 | 533 | 1,747 |
製造業国 | 中国 | 315 | 354 | 2,385 |
ドイツ | ▲163 | 406 | 1,464 | |
日本 | 1,191 | 1,126 | 1,704 | |
経常収支が 悪化する先進国 |
フランス | 386 | 145 | ▲463 |
英国 | ▲53 | ▲248 | ▲681 | |
米国 | ▲2,135 | ▲4,724 | ▲8,567 |
(単位:億ドル)
20世紀末と21世紀で、様相が一変しています。
米国の経常赤字がすごいですね。米国の経常赤字を説明するのが「強いドル」。海外から資金調達していたんで大丈夫、といわれていたような。しかし、サブプライム、ドル弱しの昨今です。どうなっちゃうのかな~。
現在、私は、米国も欧州もその他の国々も十把一絡げで「外国株」とアセットアロケーション上、分類していますが、米国株は分離してアロケーション管理しようかな~。この辺、今後、要検討です。
米連邦準備理事会(FRB)は11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、最重要の政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%引き下げ、年4.25%とすることを賛成多数で決定、即日実施した。金融機関向けの貸出金利である公定歩合も0.25%引き下げ、年4.75%とした。
米金利は下がりました。
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