さわかみファンドの株式組入率と日経平均のあやしい関係 2007/11末
さわかみファンドの株式組入率は、結構、大きく変動します。
最近の株式組入率と日経平均の関係を見てみることにします。
このような感じです。
残念ながら、金取法の関係で、さわかみファンドのサイトから2007年9月以前の 月中月次報告書が見れなくなっており、2007年、8月末、9月末の組入率がわかりませんでした※。(サブプライムショック後の8月23日には、96%超になってますので、そこで、高水準になったはずです。)
<追記>※コメントいただきまして、8月9月分の補完をいたしました。
株価の上げ下げに、なんとなく、関係しているような気がしますが、それは、錯覚にすぎないとも言えます。
なお、現在は、98%超というさわかみファンド始まって以来の高水準にあります。これはいったい何を物語っているのでしょうか。
第1期から、第8期 2007年 8月 23日 決算までの長期の変化も、ご参考まで。
さて、名著「敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか」のP30~31
- 米国の場合ですが、長期の株式リターンのほとんどは、わずかな期間(7%)で達成されていた。
- その月がどの月なのか見分けることは不可能。
投資家は、「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならない
と書いてあります。
同書で最も好きな部分の一つです。(この本、やっぱり名著です。思わず、しばし、読み返してしまいました。)
さわかみファンドと株式組入率の関係.....何を物語っているのか.......考えてもわかりません(^^;)。
「その月がどの月なのか見分けることは不可能」なんですね。少なくとも私には。
でも、こういうグラフを作って夢想してみるのは楽しいですね。
コメント
07.08.31 : 96.76%
07.09.14 : 96.62%
07.09.28 : 96.55%
投稿: | 2007年12月24日 (月) 08時06分
私も分散投資といいながら、一番馴染みのある日本市場は今買い(いかん、相場観をまた持ち出してしまった)と判断しており、日本株(インデックス等投信中心に投資)からポートフォリオを固めています。
『敗者のゲーム』は確かに名著ですね。
投稿: レバレッジ君 | 2007年12月24日 (月) 09時31分
いつも楽しく拝見させていただいています。
07.10.15 : 95.58%
07.10.31 : 96.86%
07.11.15 : 98.26%
07.11.30 : 98.36%
07.12.14 : 98.27%
さわかみ氏は常々「安くなったら買い向かう
割高になれば利食いする」と公言してますから
当然といえば当然では。
とはいえ有限実行は難しいです。
「野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になって
買いの種蒔け」を実行したいのですが、
普段はニュースを気にしない嫁さんまで
「サブプライム大丈夫なの?」と資金を
出し渋る始末。
インデックスファンドを定額買付けする方法は
成績としてはベストではないかも知れませんが
精神的に非常に楽ですね。
投稿: saru | 2007年12月24日 (月) 11時55分
改めて、市場の動きのランダム性とそれへの対処法が伺える内容だったように思えます。
日本株はここ1・2年不振ですが、2005年に上昇の大半があったことを考えれば、エリス氏の発言も「確かに」とうなづけることでしょう。
投稿: 新幹線 | 2007年12月24日 (月) 18時22分
皆様コメントありがとうございます。
>?様
ありがとうございます。記事中のグラフに反映しました。
>レバレッジ君様
>日本株から
実は私もそうでした。世界分散するのに3年かかりました。
>saru様
>「安くなったら買い向かう」
難しいですよね~。でも、こう値下がりすると気になってしまいます(^^;)。
>新幹線様
「いつ上がるかわからない」んですね。
投稿: NightWalker | 2007年12月24日 (月) 19時07分