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2007年11月18日 (日)

STAM グローバル株式インデックス・オープン と 住信の外国株式インデックスファンドのいろいろ

 話題沸騰のSTAM グローバル株式インデックス・オープンを、すでに販売されている同じ住信の外国株式インデックスファンドと比べてみました。

 いろいろあります。

ファンド名 手数料 信託
報酬
信託
財産
留保
STAM グローバル株式インデックス・オープン 0.00% 0.7770% 0.05%
すみしん 外国株式インデックス・オープン 1.05% 0.8400% 0.10%
すみしん DC外国株式インデックス・オープン 0.00% 0.8400% 0.00%
STAM 外国株式インデックス・オープン(SMA専用) 0.00% 0.6405% 0.20%

  STAM グローバル株式インデックス・オープンのコストは、

 という感じです。

 まだ、販売していないファンドなので、見えないコストや、その他の懸念事項は出てくるかもしれませんが、その辺も、そのうち(1年くらいたったら)わかるでしょう。実績のある「すみしん 外国株式インデックス・オープン」 と同じような運用だったとしたなら、安心なんですけどね。

 DC専用、SMA専用ではなく、普通に買えるという点が、とてもうれしいところです。

-----------------

 これで主なネット証券においてノーロードで金額買い付け可能なインデックス・ファンドのセットがそろいました。(楽天さんもPRUを取り扱い開始しました)

 今後、出すのであれば、

 低コスト(信託報酬年率0.2%程度)の確定拠出年金用インデックスファンドを各ネット証券の専用ファンドとして販売

 というようなサービスに期待したいですね。

 これなら、海外ETFにだって勝てます。 海外ETF後発の証券会社さんとしても、わざわざ海外の株式を売買するためのインフラ・コストはかかりません。

 顧客の長期囲い込みを条件化するなどすれば可能ではないでしょうか。例えば.....

 上記のようなローコスト・インデックス・ファンドを ネット証券版ラップ口座の専用商品とする、

  • ラップ口座の管理手数料を保有金額の年0.5%とする。
  • ラップ口座の管理手数料は、上限金額を年5万円とする。
  • 売却手数料は、さわかみファンドのように、少額引き出しは、0%。高額の場合、一般のファンドより高めにする。
  • ありがとう投信のように、毎月自動売却モードを作る。
  • ついでにエマージング、バリューインデックスも取りそろえる。

 どうでしょうか。

 それでは。

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コメント

>同じような運用だったとしたなら、安心なんですけどね
同じマザーファンドに投資しているので、違いってないと思ってましたけど私は。

投稿: 道産子 | 2007年11月18日 (日) 09時07分

マザーファンドは、いずれも「住信 外国株式インデックス マザーファンド」ですね。以前に中央三井やステートストリートなどと比較した時は、売買回転率が最も低く、安定した運用をしていると判断したことを覚えています。現在はどうなっているのか分かりませんが、STAMグローバル株式インデックス・オープンには期待せざるを得ません。(目論見書など出てきた際は、いつものような比較検討、よろしくお願いします。)

投稿: Jay | 2007年11月18日 (日) 10時29分

信託報酬手数料の僅かな違いも問題ですが、インデックスからの下方乖離も問題です(↓)。このブログで良く取り上げられる外国株式インデックスファンドは?ETFは上方、下方両方向にトラッキングエラー発生しているようですが(上証50とか)?国内株、TOPIXは乖離が小さいようですね。

http://allabout.co.jp/finance/assetmanagement/closeup/CU20071112K/

投稿: Werder Bremen | 2007年11月18日 (日) 14時19分

皆様コメントありがとうございます。
>道産子様
 私もそうだと思ってますが、ウラが取りきれていないので、ちょっと、モゴモゴした言い方に(^^;)なってしまいました。すみません。

>Jay様
 私見ですが、既存の住信のインデックスファンドと中身は一緒だったなら、中央三井が、ノーロードで販売されたと、ほぼ同じインパクトだと考えています。

>Werder Bremen様
 トラッキングエラーについては、主に
(1)運用の能力
(2)市場の問題(例:極端に特定銘柄の市場に占める割合が大きい、などなど)
 の二つがあると思います。

 (1)は、運用で生じる損失分の費用について、透明性が高く(予測しやすい)、その大きさも小さいというのが、インデックス投資のメリットのひとつと考えます。損をすることをわかって投資することが可能です。信頼できる運用者が運用し続ければ、その差は、長期にわたって、ほぼ一定である期待度が高いです。
 大事なのは、私が考えるに「長期にわたって」というところです。「将来にわたって」かつ「長期にわたって」マーケットからの距離が一定である、というアクティブファンドとは、どんなものか、少なくとも私には、わかりません。

 なお、Werder Bremen さんには蛇足ですが、(2)は、自己責任のひとつか、と(^^;)。

 ご紹介の記事については、独立系FAさんも、大変なんだなあ、とだけ。ぜひ、FPさん同士で議論していただきたいと思います。
 ちなみに、次のエントリーで、ちょっとだけ引用する予定です。何で、わかっちゃたんでしょうかね~(^^;)。 Werder Bremen さん、鋭い。

投稿: NightWalker | 2007年11月18日 (日) 20時02分

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