住信の既存インデックスファンドの比較 その2
さて、SBIイートレード証券にて、11月29日より募集開始するSTAM インデックスファンドですが、それに先立ち、既存の住信の外国株式インデックスファンドを比較しておきたいと思います。
<ご参考エントリー>
見えないコストというのは、 信託報酬以外にかかる保有コストのことです。運用報告書が出ないとどうなるかはわかりません。セゾン投信さんのサイトにわかりやすい説明があります。
金融機関が、あんまり宣伝したくないこのコストを、金取法施行以前から、きちんと説明しているセゾン投信さんは、ほんと良心的です
項目 | すみしん |
すみしん DC外国株式 インデックス・ オープン |
STAM 外国株式 インデックス・ オープン (SMA専用) |
決算日 | 年1回 5月29日 |
年1回 9月30日 |
年1回 6月25日 |
信託報酬 | 102円 | 144円 | 23円 |
委託 手数料 |
2円 | 2円 | 0円 |
有取税 | 3円 | 3円 | 1円 |
保管管理 | 6円 | 8円 | 1円 |
費用合計 | 113円 | 157円 | 25円 |
見えない コスト率 |
9.7% | 8.3% | 8.0% |
どのファンドも「見えないコスト率」が低いです。住信さん、良心的。中央三井外国株式インデックスファンド並み。(ご参考エントリー:外国株式インデックスファンド 保有コストの比較)
決算日が違うので微妙な差がありますが 、同じマザーファンドに投資してると思われるので、いずれのファンドも運用方針は同じと推定します。
ノーロードで発売される「住信-STAM グローバル株式インデックス・オープン」。ほんとに期待しちゃいます。
中央三井 外国株式インデックスファンドも観念して、どなたか、ノーロードで売ればいいのに....。
コメント
>金融機関が、あんまり宣伝したくないこのコストを、金取法施行以前から、きちんと説明しているセゾン投信さん
SBI資産設計オープン信託報酬(税込0.714%)
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 実質的な信託報酬は、年0.77%±0.02%(概算)
この0.05%の差は見えないコスト率にどのくらい影響するのでしょうか?
ETFが普及しても、リバランスが面倒な私のとっては両者が中核になりそうです^^
投稿: 投信戦略の発想法 | 2007年11月24日 (土) 18時53分
投信戦略の発想法様
コメントありがとうございます。
>この0.05%の差は見えないコスト率
結論からいえば、まったく関係ありません。
見えないコストについては、投信の決算で出る運用報告書を読まないとわかりません。セゾンも発売してから、まだ8か月ほどで、最初の決算を迎えていないのです。今の時点では、運用サイドの良心?を信じるしかありません。
投資信託購入の原則論的には、1年以上たった投信を買ったほうが良い、と言われています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478000247?ie=UTF8&tag=nightwalksblo-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4478000247">投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方
http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=nightwalksblo-22&l=as2&o=9&a=4478000247" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> という本の P58~60などをご参考になさってください。
投稿: NightWalker | 2007年11月24日 (土) 19時55分