えふえっくす
こんなニュースがありました。
札幌市の個人投資家向け外為証拠金取引業者、エフエックス札幌(谷康広社長)が自己売買取引の失敗から債務超過状態に陥り、営業を停止したことが20日明らかになった。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけとした急激な円高・ドル安で損失が発生した。同社は顧客に対して、17日付で損益確定のため取引を強制的に決済したことを文書や電子メールなどで一方的に通知した。 金融庁の出先機関のある北海道財務局は先週後半にこの事実関係を把握。金融商品取引法など法令違反の有無を含め調査を始めたもようだ。
だから、というわけではありませんが....
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当ブログ運営上の私のわがままですが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
といいつつ、この記事のタイトルが「えふえっくす」だったりするわけです(^^;)。自動的にスパムが飛んできそうな気もします。
下記の本では、FXをレバレッジなし中長期で使うことを紹介しています。
私は、以下の理由で使っていません。
- 為替リスクは、外貨資産にすでにいっぱい組み込まれている。
- 短期資産としては、少額から使える外貨MMFで十分(ここは主観です)
まあ、私のわがままは、どうでもいいとして、冒頭の記事ですが、
- もし、今後の取り調べで顧客資産と自己資産を分別して管理していない場合は、金商法違反に初めて問われる可能性もある。(あくまでいまのところ可能性)
- 業者がサブプライム問題で業務停止に陥ったのは初めてと見られる。
とのことであります。
G7でも、サブプライム問題は、「まだ、よくわかってないので、春まで待って」ということになったみたいですね。
日米欧の7カ国(G7)による財務相・中央銀行総裁会議は19日午後(日本時間20日朝)、米住宅問題や原油高が世界の経済成長を減速させるとの懸念を明記した共同声明を採択し閉幕した。金融市場の不安定はまだ続くとして注視する姿勢を強調。金融機関のリスク管理や格付け機関の運営などで改善策を詰めることも決めた。為替相場については中国に人民元相場の上昇加速を求めたほか、ユーロ高を巡っても議論を交わした。
本紙では、こんな文面も。
「大事な問題は拙速な対策はさけるべきだ」。米国はそう強調するが、裏返せば説得力ある処方せんが見当たらないということでもある。
とはいえ、私の資産運用としても、「拙速な対応はさける」しかありません。
10年後の未来から、今を見つめる.....そんな気持ちで今を見ていくしかないわけです。10年後なんてどうなるかわかるか!って?(^^;)まあ、それが、長期投資の最大のリスクなんでしょうね。
コメント
FXはくりっく365以外は課税の仕組みがややこしい、日本の金利上昇でメリットが失われる可能性がある、それに取引単位が大きいことが多い、・・・等の理由により、私も手を出すには至っていない状況です。
週刊ダイヤモンドの記事でも、FXはレバレッジ1倍で使うべしとの記事を載せていましたが、やはり外貨MMFの方が手軽だと思います。それに長期金利を考えれば、外債インデックスファンド、割引債が有利となりますし・・・。
投稿: 新幹線 | 2007年10月22日 (月) 23時16分
新幹線様
コメントありがとうございます。
>外貨MMFの方が手軽
手軽です。イートレ、楽天で、ユーロとポンドぐらいは取り扱ってもらえるよう要望を出したいと思ってます。
投稿: NightWalker | 2007年10月22日 (月) 23時51分