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2007年10月10日 (水)

ETF(上場投信)ではじめる海外投資スタートBOOK

  この本を買いました。

  とりあえず、

  買って悔いなし!

  と申し上げておきます。

 何しろ「スタートBOOK 」ですので、これから始めてみようという方が、海外ETFをざっと勉強するのに適した本です。

 私としての目玉は、

  • 巻頭インタビュー ステートストリート社のディビット A.コリンズさんが語る外国投資のススメ
  • スペシャル対談 山崎元さん 竹川美奈子さん

 です。

 出たばかりの本ですので、引用は致しませんが、ディビットさんが、ETFの魅力を語ってくれます。と同時に

  • 日本における海外ETFの売買規制
  • 日本でこれまでETFが浸透してこなかった理由

 についても、鋭く、ご指摘。

 指数をETF化するのではなく、ETFを作るために指数を作るような風潮にも苦言を呈しておられました。

 供給サイドだけでなく、日本の投資家の意識改革が必要と締めくくられています。

 ごもっともです。

  • 日本はそもそも個人投資家(個人金融資産に占める株式や投信の割合)が諸外国に比べると少ない。
  • その少ない投資家中でも、保有コストに着眼している人が少ない。

 という状況です。

 本編では、日本で発売している海外ETFを、総なめ。とても役立つガイドブックとなっています。ADRについても説明があります。

 税金についても、若干ですが、説明がありました。

 このような本が出たことで、日本の投資家のコスト意識が高まると良いですね。

 証券会社も、このような商品だけではなく、ベーシックなローコスト商品をしっかり品揃えして欲しいものです。ってゆうか、取り扱ってくれない証券会社は、相手にしなければいいだけなのであります。幸いなことに、我が国では、消費者に選択の自由ってものがあります。

 ちょっと古いですが、ご参考エントリー。

 このエントリーを書いて、1年以上。

 「信託報酬が高めの投信から選んでいる」と話すネット証券がどこだったのか?

 もう一度考えておくことにいたします。

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