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2007年9月 8日 (土)

金融機関を救済するな

 マーティン・ウルフ氏(英 フィナンシャル・タイムズ論説主幹(経済担当)による「金融機関を救済するな」という コラムが、来週月曜発売の日経ビジネス2007.9.10号P182に掲載されています。

<9/13 追記 日経NBonlineに掲載されました>

 おそらく、Central banks should not rescue fools(By Martin Wolf August 28 2007)の訳出と思われます。

 氏は、「中央銀行が愚か者に手を差し伸べるな」「中央銀行の役目は、銀行システムと経済の健全性を維持することだ」と述べておられます。

 サブプライムローンについては、いろいろな利害関係者がいます。

  • サブプライムローンを過剰に借りた人
  • サブプライムローンへ過剰に融資した人

 この方々は、半分自業自得かもしれませんが、困っておられるでしょう。

  • ローンの対象であった不動産に過剰に投資した人

 この方々も、半分自業自得かもしれませんが、困っておられるでしょう。

 ところで、

  • ローン(証券)を借り手に過剰に販売し、手数料を儲けた人
  • そのローンを過剰に格付けした人
  • そのローンを過剰に認可した人(法律を作った人)

 この方々は、どうなんでしょうか?困っていらっしゃるんでしょうか。

 利下げ観測が広がっている模様ですけれど、どうも、3番目のカテゴリーの方々(特に販売して手数料を儲けただけの人たち)が、しきりに利下げをあおっているような気がしてなりません。また、中央銀行は、市場に資金を供給していますが、この資金はどこからきているのでしょうか。とどのつまりは税金なのではないでしょうか。

 冒頭の記事を読んで、そんなことを、つらつら考えてしまいました。あ、

  • そのローンの影響や利下げ観測を予測してお金をもらっている人

 もいましたね。新聞でも、大活躍です。

 で、私がどうするかっていうと、淡々と積み上げていく日々が続くだけなんですけどね。

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コメント

遅れましたが、50万ヒットおめでとうございます。

「中央銀行が愚か者に手を差し伸べるな」ということですが、言わんとする心情は理解できますが、愚か者を助けなかった事で、そうでない者が巻き添えで倒れてしまってはそれはそれで困るわけで、何とも言えませんね。

つい先日も追加で各国中央銀行は資金投下したようですが、効果は芳しくなさそうです。グリーンスパンも物騒なことを言ってますし、しばらくは様子見に徹することにします(積み立てしてるセクタは除く)。

投稿: 柑橘の国人 | 2007年9月 8日 (土) 18時56分

柑橘の国人様
 コメントありがとうございます。
>そうでない者が巻き添えで倒れてしまっては、
 ご指摘ありがとうございます。エントリーに書かなかった重要ステークホルダーに、「何にもしていなかったのに巻き添えを食らった人=その他大勢」がいるわけで、中央銀行をはじめとする金融のプロの皆さまには頑張っていただきたいと。
 それにしても「愚かものを救う」ことによって「経済の健全性を維持できる」のだとしたら、何とも片腹痛い話です。

投稿: NightWalker | 2007年9月 8日 (土) 20時20分

どうも今回の件でバーナンキさめはエラくお怒りになっていらっしゃられるご様子。正直、私も同感。

でも市場では9月の利下げは織込み済みなんて報道されています。凄い勢いで米国長期国債の利回りが下がってるのも気掛かり。

今回の件でFFレートを下げてくるようだと、ドルに対する投資を考え直そうと思ってます。

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投稿: Mc.N | 2007年9月 9日 (日) 02時44分

Mc.N様
 コメント&サイトのご紹介ありがとうございます。
 なるほど、バーナンキさんもお怒りなんですね。
 こうなると、長老が、そうはいってもだなあ、とばかりに
 「バーナンキ君、君の気持はよくわかる。私も何度も苦虫をかみつぶすような気持ちでやってきたからね。しかし、君も世界を背負っておるんだよ。ここは、一つ大人になってだね...」
 というようなお説教をしたくなるわけですね。

投稿: NightWalker | 2007年9月 9日 (日) 08時17分

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