ゆうちょ銀、スルガ銀と提携へ・住宅ローン取り次ぎ
ゆうちょ銀行とスルガが住宅ローンで提携する模様です。
10月の郵政民営化で発足するゆうちょ銀行は26日、住宅ローンの仲介・販売で地銀中堅のスルガ銀行と提携する方針を固めた。来年にもスルガ銀の住宅ローン商品の取り次ぎを始める。200兆円弱の市場がある住宅ローン事業への進出は民営化で推進する新規業務の柱になる。政府出資が残る中での住宅ローン事業には民間金融機関が反発しており、議論を呼ぶ可能性がある。
実はこの前段に、下記のニュースがありまして、
10月1日に民営化する日本郵政公社の西川善文総裁は19日、公社総裁として最後の記者会見を開き、民営化で発足するゆうちょ銀行による地方銀行への住宅ローン提携打診について「どの地銀から照会がきたかは申し上げられないが、月内には提携を固めたい」と語った。横浜銀行など上位10行は18日までに提携を断っており、現時点ではスルガ銀行が最有力候補とみられる。
今週号の週刊ダイヤモンドでは、「そもそも出来レースではないのか?」いぶかる地銀関係者が多いとご指摘。
民業圧迫の批判を回避するため、複数行にオープンな提案を行ったという既成事実をつくったにすぎないと勘繰る声は少なくない。
今回取り扱うのは、
「勤続年数が短い」「独身女性」など民間金融機関が融資に慎重だった層を融資対象とするローン商品。利用者に身近な拠点を生かし、新たな顧客層を掘り起こす考え。貸し倒れリスクも高まるが、その分は金利に上乗せする。一般の住宅ローン金利は現在35年固定で3―4%が主流だが、この商品では6―7%の金利を設定する見通しだ。
とのことで、メインの住宅ローンではないようです。
なにはともあれ、ゆうちょ銀行、いよいよ、発進します。
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