AGGとTIPの相関関係
AGGとTIPおよびIVVの相関関係を計算してみました。
- 米Yahooのヒストリカルデータを使用:AGG TIP IVV
- 期間:2004/7~2007/7
- Adj Close(ドルベース)の月次リターンの相関係数を計算。
- 相関係数は、ExcelのCorrel 関数で計算。
AGG | TIP | IVV | |
AGG | 1.00 | 0.79 | -0.17 |
TIP | 0.79 | 1.00 | -0.31 |
IVV | -0.17 | -0.31 | 1.00 |
以上、計算間違いがあるかもしれませんので、あくまで、ご参考ということで、ご容赦賜わりたく。
相関係数は、日々、変化するものです。未来どうなるかはわかりません。
なお、私自身は、AGG、TIP ともに投資する予定は、今のところ、ありません。
IVVは、投資しています。イートレードで(^^)。この話は、次回。
<余談>
TIPについては、リターンの計算を、私が理解できていないところがあります。
上記、米YahooのadjClose値では
- 2004/7 96.89$ → 2007/7 100.36$
- 100.36/96.87-1 = 3.6% 年次複利リターン換算で1.2%程度
のはずなのに、米Yahooのパフォーマンスを見ると、3年間の年次複利リターンと思われるところに3.55%と書いてあったりして、この差は、どういうことなんだろうか、と。
AGGは、
- 2004/7 88.47$ → 2007/7 98.56$
- 98.56/88.47-1 = 11.4% 年次複利リターン換算3.7%程度
と米Yahooのパフォーマンス欄で、3年間の年次複利リターン3.74%と規模感のずれはありませんでした。
コメント
NightWalkerさん
こんばんは
早速、調査頂き有難うございます
参考になったのですが、確かに分かりにくい商品ですね
私も分からないものに投資するのは止めておきます。
債券については、やはりゼロクーポンを多通貨で分散するのが良いかもしれませんね
投稿: mi-corazon | 2007年8月 7日 (火) 01時54分
追伸です
与六さんのBlogで「TIPSの長所・短所」について解説されていました。
偶然?タイムリーですね
記事は結構詳しいですが、それでもまだ分かりにくい部分はあります。
まだまだ勉強が必要ですね
投稿: mi-corazon | 2007年8月 7日 (火) 03時05分
mi-corazon 様
コメントありがとうございます。
>ゼロクーポンを多通貨で分散する
これは、実際問題として(少なくとも私には)、難しいのではないかと。
で、外国債券インデックスファンドを活用することにしています。
投稿: NightWalker | 2007年8月 7日 (火) 21時29分