外貨建て投信、ブームの落とし穴
最低限のチェックポイントとして、
- あまり急に基準価格が上昇している投信は避けるべき
- 選ぶとすれば、純資産額が着実に増えている投信、もしくは運用がうまくいっていて口座数が増えているものなどが
などを挙げておられ、
外貨建て投信の問題の一つは金融機関側にある。日本株の人気がない中、なんとなく話題となっている外貨建て投信をノルマをこなすために売るという流れになっていないか。「今の時点で売れればそれでいい」という姿勢で金融機関は過去にも糾弾されてきたはずだが、ここでもまた同じ事を繰り返しているのではないか。
金融機関の姿勢にも警鐘を鳴らしておられます。そして、「長期的な視点で投資を」として、短期志向に走りがちな投資家の姿勢 についても危惧しておられます。
私は長期間保有可能な投信を設定するのが運用会社の責務だと考えている。日本ではまだ多くないが、こうした長期型の投信が増えていけば、投信文化が一時の相場変動で崩れてしまうこともないだろう。
ぜひ、さわかみ流 長期保有可能型の外貨建て投信、というのを見てみたい気がします。
コメント
澤上社長のコメント、何処かで読んだ気がします。「外国資産が割安ならば買うが、日本円で資産が増えれば良い。」みたいなこと、仰っていました。考えてみれば、日本株でも輸出産業であれば、為替が円安になれば増益+α(為替益)になるわけで、頭の中では、ある意味、日本円建て資産と言いながら、外貨建て資産持っていると思えなくも無いですね。
投稿: Werder Bremen | 2007年7月19日 (木) 23時30分
アセットアロケーションを考えると、一般的な株式何割債券何割というパターンと澤上社長のようなパターンの2種類がありますね。
私自身はどちらも正しいと思っていますので、前者はインデックスファンドに、後者はさわかみファンドに投資しています。
投稿: うんぼぼ | 2007年7月20日 (金) 22時22分
皆様コメントありがとうございます。
>Werder Bremen様
>ある意味、日本円建て資産と言いながら、外貨建て資産持っていると思えなくも無い
なるほど。そうですね。為替要因は、いろいろなことの集積で、良くわからないのですが、そういう見方もありますね。
>うんぼぼ様
私も、さわかみファンド保有 継続中です。理由は.....複雑です(笑)。
投稿: NightWalker | 2007年7月21日 (土) 07時55分