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2007年6月16日 (土)

外国債券クラスの相関係数

  AGGの発売を機に、改めて、外国債券クラスについての考えを整理してみることにしました。

  • 債券クラスは、金利が十分に上昇してから(安くなってから)購入し、金利長期下降局面で中長期保有するのが理想。しかし、時期の見極めは難しい。
  • 外国債券クラスは、為替の影響を受けやすい。円ドルではこの3年間3.6%(年複利)円安。この影響は無視できない。一方、今後、日本の金利が上昇し、内外金利差が縮小すると円高に向かってしまうのでは?という見方もある。悩ましい。

  以上は、結局のところ、「よくわからない」部分です。

  外国債券クラスを持つ最大の理由は、株式との相性でしょう。(ここもよくわからないといえば、わかりませんが)

  • 外国債券クラスは株式と低い相関を持つ。分散投資によるリスク低減効果に期待。

 相関係数。ようやく出ました(^^)。

 参考資料:

  • 長期(1970-2004年) 下記、内藤さんの本のp68
  • 短期(2007/4月末過去1年) ファンドインベスター誌5月号 p9

  この結果、

  1. 長期、短期ともに、外国債券クラスは、株式との相関係数が低め。※
  2. あくまでこの1年ですが、日本株式、外国株式ともに、北米債券よりもグローバルに分散された外国債券との組み合わせの方が相関係数が低かった。※

  ということが読み取れました。

 2番目は、北米単体の債券より、グローバルに分散した外国債券と組み合わせる方がリスク低減効果が高い(高かった)ということを意味してます。欧州債券クラスとの相関がこの1年、低かったことが要因と思われます。1年のデータで長期投資の方針を決定するのは、乱暴かもしれませんが、参考にはなります。

※権利の問題があるかもしれないので、相関係数の値を書くのはやめておきます。

 私の、現時点での考えは、

  • 外国債券は、リスク低減のため、ポートフォリオに組み込み継続。
  • 年初に決めた通り、ここしばらくは、外国債券の買い仕込み期間とする。(とゆーか、株式とリバランスすれば、結果として、買い仕込むことになる相場環境。)
  • 下記の本などでも、ベースとなっている世界分散型の外国債券クラスの投資信託を今後も中核とする。(現在は、ノーロードで買える 外国債券ファンドが増えて、うれしいですね)。
  • 金利の動向を見ながら、気が向いたら、米国ゼロクーポン債を買ってみるかも。

 というところです。

 以上は、あくまで私の個人的な見解、ご参考です。異論は多々あると思います。実際の投資は、自己責任でお願い申し上げます。

<余談>

 タロットさんが、下記エントリーでご紹介されているファンドインベスター誌ですが、購読することにしました(^^)。 いいっすよ~、この雑誌(小冊子)。ファンド好きの方には、おススメしておきます。

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コメント

私は、債券とREITは、グローバル型指向でしたが、「あくまでこの1年ですが、日本株式、外国株式ともに、北米債券よりもグローバルに分散された外国債券との組み合わせの方が相関係数が低かった。」という結論を拝見して、ウンウンと頷いてしまいました。

でもって、私は、AGGとTIPは当面静観しようと考えています。

大変参考になりました。ありがとうございました。

投稿: エル | 2007年6月16日 (土) 22時40分

ご紹介いただき、ありがとうございます!

さっそく、5月号が届いたようですね。NightWalkerさんに気に入っていただけたようで、よかったです(^^)

ところで、普通の雑誌は年間定期購読すると発売日の前日くらいにはポストに入っている(店頭より少しだけ早く入手できる)ものだと思うのですが、何故かFundInvestorは毎月20日発売にも関わらず、ウチのポストに届くのはその2~3日後だったりします。ですので、6/20に6月号が届かなくても、あまりご心配なされないよう(^^;)

投稿: タロット | 2007年6月17日 (日) 01時01分

以前述べたとおり、私は当面債券ETFを購入することは無いと思いますが、とりあえず個別の債券インデックスファンドを購入する可能性については検討しました。

セゾン投信だけでは調整しきれない分だけ、これで対応しようというものです。

週刊ダイヤモンドの記事にもありましたが、ボラエリティを下げるために債券ファンドを株式に加えるのは大事なことだと感じました。私みたいな若年者の方の場合、割合をどれくらいにするかで結構悩むかもしれませんが。

投稿: 新幹線 | 2007年6月17日 (日) 06時41分

皆様コメントありがとうございます。

>エル様
 限られた資金での投資ですので、北米1点掛けというのは難しいですね。また、長期の相場観というのは必要で、その点からしても、北米の比率をあまり多くしたくないなあ、と私個人は思っています。

>タロット様
 気に入りましたっ。ただ、一般ウケはしないでしょうね~。発行部数が知りたいです(笑)。なお、妻には、この小冊子が、年間9,800円することは、いまのところ内緒です(^^)。
>ウチのポストに届くのはその2~3日後だったりします
 情報ありがとうございます。心配しないで待つことに致します。

>新幹線様
>割合をどれくらいにするか
 これは、難しいですね。リスク許容度で決まるそうなのですが、必ずしも、年齢で決まるというものでもないですし。

投稿: NightWalker | 2007年6月17日 (日) 09時52分

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