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2007年6月21日 (木)

マキアヴェッリ語録にみる「勝ちつづける法則」

 私の愛読書のひとつに下記の本があります。

 この本は、マキアヴェッリの名言を淡々と集めた(このセンスが素晴らしい)本なのですが、今月号の文芸春秋に塩野七生氏の文章があり、その中のひとつにピンとくる言葉があったので、久しぶりに本棚から、引っ張り出してみたのです。

 私がピンときたというのは、この本の第3部49番目の次の言葉です。

 中ぐらいの勝利で満足するものは常に勝者であり続けるだろう。反対に、圧勝することしか考えない者は、しばしば、陥し穴にはまってしまうことになる。-『フィレンツェ史』-

 名言です。中ぐらいの勝利というところに、インデックス投資に相通ずるものがあります。マキアヴェッリ恐るべし。今から500年くらい前の言葉です。

 私も、中ぐらいの勝利を目指したいと思います。

 でも、少しぐらい、圧勝も目指したい気も...(^^;)

 他にも、役立つ名言があります。たとえば、

我々が常に心しておかねばならないことは、どうすればより実害が少なくてすむか、ということである。そして、とりうる方策のうち、より実害の少ない方策を選んで実行するべきなのだ。-『政略論』-

 深い。

 なお、マキアヴェッリに興味をもたれた方には、次の本もおススメです。(岩波文庫版は、やめておいた方がよろしいかと。翻訳がアレだった(^^)記憶があります。)

 このようにすばらしいマキアヴェッリですが、注意事項もあります。性格が悪くなってしまう危険性があることと、上司がマキアヴェッリ好きだった場合、危険かもしれないということです。

 ご注意ください。

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コメント

マキャヴェッリズムの良くも悪くも有名な”目的のためには手段を選ばない”というのは、とても深い共感を覚えています。
それは目的が明確でないといくら手段を講じても、目的は達成できないからと思うからです。投資の世界もそうだと思います。
なぜそれを目指すか?という目的はおいといて、どうやって達成するか?というプロセスを無駄に多く考えてしまう。
でも目的がはっきりしていないから、プロセスに対しての自分の考えがぶれてしまう。それが今の私です。
”いくらあればリタイヤできるかの試算”は、私にとって深く考えさせていただく機会をいただいて感謝しております。
目的の経済的自立を達成した後に自分は何をしたいのか?という疑問が自分から出たのですが、私は明確な答えを出せませんでした。
目的がはっきりしていないので、考えがぶれているだなぁと理解できました。
どんな人生を送りたいかということを今ちゃんと考えないといけないかなぁと思う、30代後半サラリーマンのチラシの裏の落書きですので聞き流してくださいまし。

投稿: とりさん | 2007年6月21日 (木) 21時58分

とりさん様
 コメントありがとうございます。

 文藝春秋7月号の塩野七生さんの文章はおススメです。ちょっとご紹介しておきますと、たとえば、「老いについて」というところにこう書かれていました。
「老いるとは、端的に言えば、自分が自信を持ってできることを選んでいき、それ以外のことを潔く捨てていく過程なのです。」

投稿: NightWalker | 2007年6月22日 (金) 20時44分

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