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2007年6月23日 (土)

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド における投資国比率

 セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの投資国比率を検討してみました。

 まず、目論見書上の投資比率です。

  株式 債券
日本 6.0% 9.0%
米国 24.0% 20.0%
ユーロ 16.0% 21.0%
エマージング 4.0%  

 外国株式部分、外国債券部分をそれぞれ案分して、米国への投資比率を計算。これと、中央三井外国株式インデックスファンド、および、中央三井外国債券インデックスファンドの米国への投資比率と比較してみたのが下表です。

  株式 債券
中央三井 53.3% 28.5%
セゾン 54.5%

48.8%

 株式クラスはほぼ同等ですが、債券における米国比率が、中央三井(すなわち≒シティグループ世界国債インデックス)より大きいです。

 5月31日末付けの月次運用レポートによる比率は、以下の通りです。

  株式 債券
日本 4.7% 8.1%
米国 22.4% 18.7%
ユーロ 15.9% 20.0%
エマージング 4.1% 0.0%
現金  

6.2%

 現金部分を除いて、同じように米国投資比率を計算してみました。

  株式 債券
中央三井 53.3% 28.5%
セゾン 52.8% 48.3%

 ほぼ、同じ計算結果です。(目論見書通り、運用しているということでもありましょうか)やはり、債券部分における米国比率が高いです。

 外債は、為替の影響を受けることが多いようです。

 ところで、この3か月、為替はどうだったでしょう。

通貨 3月15日 6月15日 騰落率
ドル 117.47 123.43 5.07%
ユーロ 155.48 165.24 6.27%

 やや、ユーロの方が、円安に振れていますね。

 米国、ユーロ、パシフィック、エマージング、日本。この配分にこそ、投資戦略の妙があるように思います。

<お願い>

 表の表示が変になる件、現在も調査中ですが、何となくわかりそうな気がしてます。もし、上記の表で、やはり表示がおかしいという方がいらっしゃったらコメントください。

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コメント

債券投資をこれに一任している私としては、ためになる記事です。米国の投資比率が高いというのは、大いに参考となりました(世界市場における割合は株式では米国の比率が高いのに、債券では欧州の比率が高いところが、影響しているのでしょうか)。

たぶん来月中には海外債券インデックスファンドと外貨MMFも買うと思いますので、私の投資比率は一定ではなくなると思われます。

投稿: 新幹線 | 2007年6月23日 (土) 22時59分

新幹線様
 コメントありがとうございます。
 海外投資の場合、各国への投資比率は、よく見ておかないといけないですね。

投稿: NightWalker | 2007年6月24日 (日) 12時23分

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