私の愛した金融口座(再活用検討編)
私は、結構、むやみに、口座を作ってきました。過去のエントリーでご紹介したいくつかの金融口座は強制封鎖されて(して)しまいましたが、まだ、たくさん残っています。
どのくらいたくさんか、列挙してみます。
- イートレード証券 ソシエテ-SGロシア東欧株ファンド他保有なれど半休眠中
- マネックス証券 活用中
- カブドットコム証券 休眠中
- 楽天証券 本格活用(海外ETFのことです)検討中
- フィデリティ証券 欧州株(FWF)保有なれど半休眠中。
- ソニーバンク 活用中
- イーバンク 休眠中
- さわかみファンド 保有中
- セゾン投信 これから積立
- 野村證券 ホットダイレクト 休眠中
- 日興証券 イージートレード 休眠中
- 新生銀行 決済専用口座として活用中
- 地銀2行 生活口座として活用中
- メガバンク2行 休眠中
- 郵貯 半休眠中
長い社会人生活の中で、いろいろ作って参りました。お読みの紳士淑女におかれましては、お呆れになった方も多いかもしれません。何しろ、私も呆れてしまったほどです。
17口座。うち8口座が休眠ないしは半休眠中です。休眠率、実に47%。
もったいない。
これらの 休眠口座のうち、ネット系金融機関をリサイクルできないかと考えています。
以下、 私の迷想です。
リサイクルプランのアイデアのひとつが、1口座、1自前ファンド・オブ・ファンズ。
ソニーバンクが、すでにそうなっています。
外国株式:外国債券:海外リート=2:2:1
このやり方は、運用(リバランス)が楽なので、悪くはない気もします。この2年、上記のようにソニーバンクを活用してきましたが、実際、楽でした。私に限った話かもしれませんが、リバランスに迷いが生じない。結構機械的にやれる。
しかし、そうそう、自前ファンドオブファンズのアイデアを思いつくわけでもありません。思いついても、1年に一つくらいでしょう、たぶん。
それぞれの金融口座で、「ここしか買えない」という金融商品があれば、それを軸に検討できるようには思います。たとえば、長らく休眠状態であった旧DLJ現楽天証券は、海外ETFのおかげで、復活しようとしています。ここは、EEMを軸に投資を考えています。エマージングのまとめ買いができる金融商品は今のところ、これしか見当たりません。
イーバンクは、PRU海外債券マーケット・パフォーマーが軸。懸念事項は開設済み金融他社の追従。
イートレードは個別株専用化。
同証券会社、 個別株は、もともと安いですし、この5/14より、単元未満株 の購入手数料も0.63%下限なしになりました。約定金額79,365円以下なら、マネックスよりイートレードの方が安い計算になります。
これ、かなり!魅力的です。
- 購入手数料0.63%下限なし。マネックスは、一律500円。
- イートレードなら、上場企業のほとんどに投資可能。マネックスは投資可能銘柄が約600銘柄まで。
- 1株単位に指定可能なので等額での初期投資もやりやすい。マネックスは昔ながらのミニ株方式、10分1口単位。
- 配当の配分や株式分割の割当も株数に応じて、ちゃんと、正規配分される。
いままで、新興市場の自前ファンドは、半ばあきらめていたのですが、これなら、比較的リーズナブルに、分散投資ができます。手数料下限なしってのがうれしいです。銘柄次第では、10万円で10銘柄投資も可能。購入手数料0.63%保有コストゼロの 自前ファンドができてしまうことになります。銘柄選びができないという方も、邪道かもしれませんが、気に入った市販ファンドの上位採用銘柄を調べる等、いろいろ、方法論はあると思います。もちろん、その後は、自分で勉強しないとダメですけど。(自己責任でお願いします)
おりしも!キャピタルパートナーズ証券さんの世界の株価指数によると、2007年5月19日付で
指数 | 予想PER |
日経225 | 20.84 |
日経JASDAQ | 20.07 |
JASDAQ指数の予想PERが、日経225のそれを下回りました。 ほんまかいな。
懸案は、カブドットコムです。
また、このようにたくさんの口座管理をすることは、本来は、まったく合理的ではありません。賢明な皆様におかれましては、口座の作りすぎには、くれぐれもご注意いただきたく、お願い申し上げます。
コメント
ご忠告有難うございました。
私も、既にマネックスと楽天とジョインベストと投信SCに対して口座開設を請求し、これから郵便局とカブドットコムとイートレードについても口座開設を検討していたところだったので、このような先輩の体験談はためになります。
今のところ、私の持っている休眠口座としては地元の信用金庫があります。これでも、郵便局の通常貯蓄貯金など、不要になったところは大分削ったんですけどね…。
投稿: 新幹線 | 2007年5月20日 (日) 09時19分
新幹線様
コメントありがとうございます。
金融機関も生き残りに必死ですから、いろいろな新しいサービスを展開してきますので、迷ってしまいます。
>地元の信用金庫
こういった金融機関は、そこに住んでいれば、生活口座として役に立ったりすることも多いですね。
投稿: NightWalker | 2007年5月20日 (日) 10時09分
こんにちは。
マルもこれ以上口座開設したくなかったのですが、楽天証券にも口座開設してしまいました。(申込書返送中)
私のように引越しすると住所変更がとても面倒なことになりますので、使わない証券会社、銀行は解約した方がいいのですが、米国株ETFがネットでできるのが楽天だけなので仕方がないですね。
投稿: マル | 2007年5月20日 (日) 12時52分
マル様
コメントありがとうございます。
>引越しすると住所変更がとても面倒
本当にそうですね。誰しも、将来どこに住むかはわからなかったりしますし。
投稿: NightWalker | 2007年5月20日 (日) 15時36分
こんばんは
私も負けず劣らずたくさん口座数開いてます。
確かに引越しの時大変でした。。
S株、今までの手数料だと、とても端株の処分以外に使おうとは思いませんでしたけど、この位の手数料だと利用してもいいかなと思います。
投稿: staygold | 2007年5月20日 (日) 23時47分
こんにちは。僕だけじゃない(上には上がいる!?)と分かって安心しています。数年間は今のように金融機関間での形勢が転々とすると思うので、落ち着くまで待機中です。
投稿: 与六 | 2007年5月21日 (月) 05時05分
皆様コメントありがとうございます。
>staygold様
S株の手数料値下げは、内心、隠れたヒットだと思っていたりします。
>与六様
>金融機関間での形勢が転々
そう思います。競争原理で行くとしたら、ネット証券再編もあるかもしれません。
投稿: NightWalker | 2007年5月21日 (月) 20時23分