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2007年5月12日 (土)

日興コーディアル証券にみる顧客満足度の本質

   さて、心を入れ替えて、顧客満足度の高いサービスを提供するはずの日興コーディアル証券殿であります。

 同社から、以下のような、ニュースリリースが出ていました。

  さっそく、新料金体系を、同じく日興コーディアルグループが資本を出しているマネックス証券と比較してみます。

約定
金額
日興コーディアル マネックス
旧料金 新料金 成行 指値
10万円 1,837 1,050 1,050 1,575
50万円 4,226 1,050 1,050 1,575
100万円 8,453 2,100 1,050 1,575

   お?、50万円以下だと、指値なら、日興コーディアルイージートレードの方が安い?

  しかし、この話は、注意が必要です。それは、この料金、Yahoo!証券窓口経由で口座開設した人だけのおトクな手数料体系という点てす。

  Yahooのサイトにも、そのように明記されています。まさかと思って、私もイージートレードにログインして手数料を調べてみましたが、値下げされていませんでした!もう、びっくりです。

  これって、既存の、長い間、お世話になったお客様は、「現行の高いまんまの手数料でがまんしろ」ということなんでしょうか?

  値下げといっても、イートレード他のネット証券に太刀打ちできる価格ではなさそうですし、日興コーディアル証券を使わなければいいだけの話です。

  それにしても、既存顧客の利便性向上を、本来優先させるべきなのに、新規顧客獲得を「あからさまに」優先させる態度は、いかがなものでしょうか?冒頭に申し上げましたように、心機一転、がんばるはずの、日興コーディアルグループ各社です。私が、申し上げたいのは、値段が安い高いという話ではなく、既存ユーザーと特定新規ユーザとの格差です。

  繰り返しになりますが、このような証券会社を使わなければいいだけの話です。

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