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2007年4月17日 (火)

HSBCのファンド群とそのコスト

  エマージング・マーケットに特化した戦略をとっているHSBCですが、最近、次々にファンドを設定しています。整理してみました。

  けっこうあるんですね。

  例によって、保有コストの比較です。

ファンド名 信託
報酬
その他
コスト
HSBCチャイナオープン 1.89%   1.89%
HSBCインドオープン 2.10%   2.10%
HSBCグローバル債券MNファンド 0.95%   0.95%
HSBC BRICs オープン 1.37% 0.60% 1.97%
HSBCブラジルオープン 2.00%   2.00%
HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算) 1.87%   1.87%
HSBC 新BRICs ファンド 1.42% 0.60% 2.02%
HSBCロシアオープン 2.05%   2.05%
HSBC世界資源エネルギーオープン 2.00%   2.00%
HSBCヨーロッパオープン 1.68%   1.68%

  • 信託留保は、いずれも0%
  • その他のコストというのは、、投資対象ファンドのコストで、純資産総額に対して年率0.6%+パフォーマンスフィーに加え、カストディーフィー、登録・名義書換事務代行会社報酬、監査報酬等。

 というわけなので、いつものごとく保管管理含む実質コスト/ 当期末基準価額を計算してみます。

ファンド名 実質
保有
コスト
HSBCチャイナオープン 1.93%
HSBCインドオープン 3.55%
HSBCグローバル債券MNファンド 0.78%
HSBC BRICs オープン 1.28%
HSBCブラジルオープン     ???
HSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算) 1.33%
HSBC 新BRICs ファンド     ???
HSBCロシアオープン     ???
HSBC世界資源エネルギーオープン     ???
HSBCヨーロッパオープン 3.10%

  一部、実質コストが、異様に高いファンドが存在します。???は、まだ決算が出ていないのでどれくらいかかるかわからないファンドです。こんなのを見ると保有している方の中には、不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。また、HSBC BRICsオープンは、上記コスト以外に、純資産総額に対して年率0.6%+パフォーマンスフィー他がかかっていると見た方がよいでしょう。

  しかし、これほど、実質コストと信託報酬に差があるファンドが、存在するのを見ると、現行の規制の甘さを感じざるを得ません。

  そろそろ、透明性のある情報開示を強制すべきではないでしょうか?

  こんな「知っている人だけ知っている」みたいなチェックは、そろそろ卒業したい。それが、健全な状態だと思います。前回も書きましたが、損失リスク表示義務・金融取引法、9月完全施行とのことです。

金融商品の広告やパンフレットに、利用者が払う手数料が合計でどのくらいになるか、元本に対して最大どの程度損失を被る可能性があるかなどの表示を義務づける。

 こういった目に見えないコストの表記もきちんと取り締まって欲しいですが、規制対象となるのでしょうか。

  言うまでもありませんが、金融会社は、

  怒られない限り、絶対、何にもしませんよ!

  これは、多くの金融機関に言えることです。

  ひょっとして、我々、シロート衆は、どこかで、こっそり(HSBCさんのことではありませんので誤解なく)掠め取られているかも。こんなふうに、多くの方が疑うようになっては、よろしくないですね。

 上記のファンドに限りませんが、これらの目に見えないコストも、よく確認し、納得の上で購入されることをおススメします。

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コメント

HSBCインド株オープンは現在時価10万円強分保有していますが、年3.55%のコストですか。1月に半分売って、3月にsensex-indiaを8万円分買ったのは正解だったかもしれません。これは信託報酬1%、管理報酬とか入れて2%のようですから。

投稿: 新幹線 | 2007年4月17日 (火) 22時23分

新幹線様
 コメントありがとうございます。
>1月に半分売って、3月にsensex-india
 実は私、エマージング系のファンドは全部、iShares MSCI Emerging Markets Index Fundに統一してしまおうかと思ってます。ただいま決行日を検討中です。

投稿: NightWalker | 2007年4月17日 (火) 22時41分

全部切り替えですか。凄いです。私にはそこまでなかなかできません。Tracker Hong Kong(信託報酬0.1%)とEEM(同0.75%)を各10口持っているのが関の山です。

なお、私の家族(父母)が現在持っている新興国・地域に投資するファンドを上げると、

「オーロラII(東欧投資)」(信託報酬2.121%)
「ニュー・メジャー・エコノミーズ・ファンド」(同1.88%)
「JFアジア・成長株・ファンド」(同0.8925%)
「(ベスト・パーティー)アジア・エクイティF」(同1.596%)
「ダイワ・チャイナ・ファンド」(同1.596%)
「三菱UFJチャイナオープン」(同1.596%)
「PCAインド株式オープン」(同1.87635%)
「HSBCインドオープン」(同2.31%)

てな具合です。3番目のはコストが安いのですが、他のは思いっきり高いんですよね。前述なされた隠れコストも考慮したら、結構バカにならない額になるかもしれません。

新興国投資は手間が確かにかかるし、インデックスが必ずしも優位に働かない(市場効率化がなされていない)ということで、これらの手数料の高いファンドも存置しておいたのですが、NightWalker'sさんのように思い切った見直しが確かに必要かもと感じてはいます(実行できるだけの度胸とかは今のところないのですが)。

投稿: 新幹線 | 2007年4月18日 (水) 21時53分

ホント新興国の投信はどこもコストが高いですよね…。
しかも仰られているように非常に判りにくいですよね。

僕も少し調べてショックでした。

このような気づきにくい情報はこうやって共有していくことは大事ですし参考になりました!!

投稿: かえる | 2007年4月18日 (水) 23時14分

新幹線様
 すごいのは、新幹線さんです!!!そんないっぱい買えませんよ。私の発想は単純なだけです。
かえる様
 情報共有は大事です。私がブログでこんなことを書いているのは、こんな信じられない情報がほんとかどうか確かめるという意味合いもあるんです。だれか、それは、勘違いだよ、と言ってほしいのです。

投稿: NightWalker | 2007年4月19日 (木) 00時00分

NightWalker様

投資信託にそのような隠れたコストが存在することをはじめて知りました。

売買手数料、事務手数料、監査報酬など見えないコストのため、我々個人投資家からお金が掠め取られているような気がしました。(言いすぎかも。。。)

どうもありがとうございました。

投稿: エッジ | 2007年5月26日 (土) 18時35分

エッジ様

 コメントありがとうございます。
ご参考にしていただけたようで、幸いです。

 http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2007/05/post_46bc.html

  も参考にしていただけたら、と思います。もう、ご覧になっていたら、すみません。

投稿: NightWalker | 2007年5月26日 (土) 22時44分

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