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2007年3月22日 (木)

PRU海外株式&海外債券マーケットパフォーマーと他社インデックスファンドの比較

  イーバンクが3月22日取扱い開始する予定のPRUマーケットパフォーマーですが、外国株式&外国債券クラスについて、他社のインデックスファンドと比較をしてみました。

1.外国株式インデックスファンドの比較

(1)コスト

ファンド 販売
手数料
信託
報酬
信託
留保
中央三井外国株式インデックス 1.05% 0.84% 0.2%
年金積立インデックス外株(ヘッジなし) 0.0% 0.88% 0.3%
PRU海外株式マーケット・パフォーマー 0.0% 0.84% 0.2%

(2)保管料(見えないコスト)含む実質費用

ファンド 当期末
基準
価額
実質
費用
②/①
中央三井外国株式インデックス 11,964 108 0.90%
年金積立インデックス外株(ヘッジなし) 14,642 169 1.15%
PRU海外株式マーケット・パフォーマー 13,284 163 1.23%

(3)2007年2月末現在のパフォーマンス

ファンド 3年 5年
中央三井外国株式インデックス 54.3% 40.4%
年金積立インデックス外株(ヘッジなし) 53.1% 35.1%
PRU海外株式マーケット・パフォーマー 52.0% 38.4%

 PRU海外株式マーケット・パフォーマーは、見えない保有コストが大きく、パフォーマンスを押し下げています。長期保有の必然性はなさそうです。ただし、ノーロードなので、短期保有は「あり」でしょう。(年金積立は、パフォーマンス(5年)を見る限り論外に見えます)

2.外国債券インデックスファンドの比較

(1)コスト

ファンド 販売
手数料
信託
報酬
信託
留保
中央三井外国債券インデックス 1.05% 0.735% 0.1%
年金積立インデックス外債(ヘッジなし) 0.00% 0.704% 0.2%
PRU海外債券マーケット・パフォーマー 0.00% 0.683% 0.1%

(2)保管料(見えないコスト)含む実質費用

ファンド 当期末
基準
価額
実質
費用
②/①
中央三井外国債券インデックス 15,464 116 0.75%
年金積立インデックス外債(ヘッジなし) 14,862 106 0.71%
PRU海外債券マーケット・パフォーマー 15,738 129 0.82%

(3)2007年2月末現在のパフォーマンス

ファンド 3年 5年
中央三井外国債券インデックス 23.3% 43.4%
年金積立インデックス外債(ヘッジなし) 23.0% 43.1%
PRU海外債券マーケット・パフォーマー 23.4% 43.5%

 PRU海外債券マーケット・パフォーマーは、保有コストも低いし、パフォーマンスも納得。おまけにノーロード。イーバンクは今のところ投信SCよりもマシに見える。「買い」です。

 セゾン投信が刺激となったのか、ディスカウントブローカー系金融会社が、次々に新商品、新サービスを発表しています。

  • 投信SC   ノーロード・インデックスファンド取り扱い拡充!
  • 楽天証券 海外ETF取り扱い拡充!!

 そして!

  • イーバンク PRUマーケット・パフォーマーシリーズ ノーロード販売開始(予定)!!!

 昨日の勝者は、今日の敗者。百家争鳴。投信戦国時代。

<セゾン投信さん>
 セゾン・バンガードグローバルバランスファンドの魅力は、急降下。株式と債券をバラバラに買えない分、負けてます。至急、よりシンプルな商品、例えば、バンガードの商品を単に円建てで売るというような商品を企画すべきです。日本では他に比べようがないタイプの商品を米国バンガードさんは扱っているんですから、商品企画のネタには、こと欠かないと思います。

<ソニーバンクさん>
  前にも書きましたが、至急、中央三井シリーズをノーロード販売すべきです。

<マネックスさん>
   お~い、何やってますかあ?(笑) ひょっとして、大株主様の日興系経営陣がブレーキ踏んでませんかあ?かつて、バンガードを取り扱いだしたときの気概と言うか初心を取り戻してくださ~い。

  マネックスさんについては、相互リンクいただいているエルさん、rennyさんの下記ブログの記事もご参照ください。

   いやあ、金融各社さんやお勤めの皆様には、たいへん申し訳ないのですが、楽しい展開になってきました。まったくもって予断を許さない状況です。

  これで当面(2007/3/22)のところ、次のような投資作戦が、私としては、最も合理的な解のひとつに思えます。

  1. イーバンクでPRU海外債券マーケット・パフォーマーを購入。長期保有。
  2. イーバンクでPRU海外株式マーケット・パフォーマーを購入し、一定額、貯まったら、楽天証券で海外ETF購入。(証券口座入出金サービスもあります)
  3. 必要に応じ、国内株式クラスにインデックス+ETFで投資。

 これなら、イーバンクと楽天証券のたったの2口座で理想に近い国際分散型インデックス投資が可能になります。すばらしいことです。

  幸い、どちらの口座も私は、開設しています。

<追記>

  このようなことに過剰反応して、いちいち口座を開設していると、私のように金融口座マニアになってしまいますので、ご注意を(笑)! あたふたせず、海外投資の環境が整うのをじっと待った方が得策かもしれません。(いつになるかは、わかりませんけど)

  投資は、自己責任ということでお願い致します。

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コメント

リレー投資のためのPRU海外株式マーケット・パフォーマーですが、信託留保金のないトヨタバンガード海外株式と比較した場合でも、優位といえるでしょうか?

父の保有資産のほうでは、楽天証券の口座を活用する形で、一気に既存の海外株式インデックスファンドを移行させようと考えまして、現在準備中です。

一方、個人的にはイーバンク銀行に口座開設の申し込みはしましたが、次をどうするかまだ画策中です。とりあえず楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券値の口座はあった方がいいのではないかと思ったのですが、どんなものでしょう。(とりあえず、活用法が見つかるまで、口座残高を1000~10000円程度にしておく)

投稿: 新幹線 | 2007年3月22日 (木) 07時22分

NightWalkerさん
こんにちは。
前半の比較記事、大変参考になりました。
選択肢が増えて、検討しがいがありますね。
「昨日の勝者は、今日の敗者。百家争鳴。投信戦国時代。」は、まさにその通り。

後半の各社へのコメントも、全くその通りと思います。
1ヶ月後、状況が一変している可能性がありますが、いずれにせよ、我々にとって楽しみな展開ですね。

各社の今後の動向から目を離せないですね。
(ブログネタの事欠かないのはうれしい悲鳴ですが、情報収集も結構大変!)
今後も有用な情報の提供を期待しております。

P.S. 拙ブログをご紹介いただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

投稿: エル | 2007年3月22日 (木) 09時24分

はじめまして。いつも(最近ですが・・・)拝見させてもらっています。投資の初心者ですので勉強になります。インデックス投資に興味を持ち、これから少しずつ積み立てていこうと思っています。
で、特に使う予定のないお金が1000万円程あるのですが、それをどうするか?です。初心者がいきなり1000万円分何かを買うにはそのタイミングが判断付きません。やはり何度かに分けて購入すべきでしょうが、どのくらいの期間で買い付けたら良いでしょうか?いきなりこんな質問されても困るでしょうが、一般論的でも結構ですのでアドバイスいただけたら幸いです。

投稿: odysseus | 2007年3月22日 (木) 15時11分

はじめまして。 「ホンネの資産運用セミナー」さんからこちらにたどりつきました。 この記事はとても参考になりました。 

私は昨年の10月から個人型確定拠出年金をはじめました。 橘玲氏の著書などを参考に海外株式のインデックスファンドを中心にしようと決めていたのですが、金融機関とファンド選びに苦戦しました。 結局イートレード証券で、中央三井外国株式インデックスを中心にしたのですが、この記事の比較を拝見し、自分の判断が間違いではなかったと安心しました。

楽天証券で最近発売された海外ETFもいいようですが、節税効果のある確定拠出年金でコツコツ積み立てようと思います。

投稿: ノールド | 2007年3月22日 (木) 15時20分

皆様コメントありがとうございます。

>新幹線様
>信託留保金のないトヨタバンガード海外株式と比較した場合でも、優位といえるでしょうか?
 仰るとおり、コストで見た場合、0.2%不利だと思います。記事は、資金を移動する手間を考え、なるべく楽な方法と言う意味で一例として、あげさせていただきました。
>とりあえず楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券値の口座はあった方がいいのでは
 私も、実は、これらすべて開設しています。いいかどうかは、正直わからないのですけれど、口座開設が「趣味」と化しています。

>エル様
>ブログネタの事欠かないのはうれしい悲鳴ですが、情報収集も結構大変!
 仰るとおりです。全面的肯定です(笑)。
 今後ともよろしくお願い致します。

>odysseus様
>特に使う予定のないお金が1000万円程あるのですが
 これは、当ブログ始まって以来のすごい御質問です(汗)。びっくりしました。
 ご返答が、むずかしいですが、ドルコストの買い付けは、1ヶ月ごとにするのが、常套手段です。また、長期投資の場合、買い付けのタイミングよりも、資産配分(アセットアロケーション)および投資コストが重要であるといわれています。
 この辺については、私などよりも、 ホンネの資産運用セミナーさんへ行って、研究された方が、よろしいかと。以下のエントリーをご覧になってはいかがでしょう。
  http://fund.jugem.jp/?eid=23
 ~続く一連の投資ノウハウのエントリー

>ノールド様
 確定拠出年金専用の中央三井外国株式インデックスファンドですね?良いファンドだと思います。確定拠出年金は、長期資産形成上、かなり有利ですね。難点は、加入制限や拠出金額の上限があるのと年金をもらうまで使えない、という点です。制度改定が望まれます。
 資産運用、がんばってください。

投稿: NightWalker | 2007年3月22日 (木) 20時10分

大変参考になります。
リレー投資用にと、新幹線さんのコメントにあるトヨタアセットバンガードを考えていたのですが、自動積み立てを取り消して再検討中です。
トヨタアセットバンガードと上記の外株ファンドを比べた場合、投資対象の違い(特にアメリカの比率がかなり違う)が、パフォーマンスにどう効いてくるか・・・ETFにリレーするまでの期間にもよるのでしょうが、コスト差よりも大きな影響があるかも?
(先のことは判らない。一方でコスト削減は確実にできる事ではありますが)

投稿: じゅん@ | 2007年3月22日 (木) 23時23分

早速の返答、ありがとうございます。
ホンネの資産運用セミナーさんのサイトを覗いてきました。頑張って勉強します。

投稿: odysseus | 2007年3月23日 (金) 00時45分

皆様コメントありがとうございます。
>じゅん@様
 ETFリレー用の外国株式ファンドは、トヨタでも良いと思います。楽天証券への資金移動の手間をどれだけ取れるか?と言うことかと。上記記事は、あくまで、一例とお考えください。

>odysseus様
 odysseusさんの資産運用がうまくいきますよう、ご祈念致します。

投稿: NightWalker | 2007年3月23日 (金) 01時05分

分析大変参考になります。
口座を持っているフィデリティ証券では、2月から中央三井外国債券インデックスが10万円以上の積立ではノーロードになったので、PRU海外債券と互角と思われます。イーバンクに口座を開くのも手間がかかるので、どうしようか迷うところです。 一方、フィデリティも積立は郵送で手続きしなくてはならず、不便といえば不便。
 このような展開のため、中央三井の二つのインデックス投信を買うために開いたソニー銀行の口座の価値がなくなってしまいました。ここでソニー銀行がノーロード化してくれれば、すべて解決なのですが。

投稿: nq | 2007年3月23日 (金) 11時03分

nq様
 コメントありがとうございます。
 より有利な投資をしようとするには、手間がかかりますね。ソニーバンクさんにもがんばってもらいたいところです。

投稿: NightWalker | 2007年3月23日 (金) 19時58分

はじめまして。いつも勉強させて頂いております。
外国株式インデックスファンドを購入しようと考えています。毎月1万円位を積み立てようと考えておりますので、ノーロードで信託報酬の低いPRU海外株式マーケット・パフォーマーを購入しようと考えておりましたが、このサイトを見て見えないコストが大きいことを知り考えを改める必要があるのではないか・・・と思っています。何か他の良い外国株式インデックスファンドはないものでしょうか?

投稿: milk | 2007年4月 2日 (月) 09時08分

milk様
 コメントありがとうございます。
>何か他の良い外国株式インデックスファンドはないものでしょうか?
 ....ないんですよ。

 本記事に取り上げたもの以外ですと、ステート・ストリート外国株式インデックス、すみしん外国株式インデックス・オープン 、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドなどが、おなじみのファンドです。
 
 これらのファンドを使って、積立てて、ある程度の金額になったら、海外ETFに切り替えると言うのが、合理的な解のひとつとしてあります。
 
 また、投資資金が少額でしたら、バランスファンドを活用するのも選択肢に入れてはいかがでしょうか?

 外債も含まれ、未知数ですが、セゾン・バンガードグローバルバランスファンドというのもあります。私は、これを積み立てることにしています。
 ご参考エントリー:http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2007/02/post_3c77.html

 これ以外にも、マネックス資産設計ファンドは、現時点では良質のバランスファンドのひとつだと思います。

投稿: NightWalker | 2007年4月 2日 (月) 22時45分

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