金利と相場
この下落相場と日銀の利上げは、関係しているのではないか?とのご意見が出ています。本日のモーニングサテライトでも、大阪経済大学 岡田 晃先生が力説。
また、山崎元先生も、一足早く、力説。
利上げを急ぐ理由は、「円キャリー取引拡大を抑制すると共に資産価格を抑える」といった目的以外にはあり得ません。
と看破されています。
今朝の日経新聞の一面コラムでも。
日銀関係者は「追加利上げの狙いのひとつは、市場に慢心が広がるのを防ぐことだった」という。
と書かれていました。
世界同時株安と円高は日銀利上げの成果か?(ホンネの資産運用セミナーさん)
でも取り上げられています。
僭越ながら、私のブログでも、J-REITの急上昇を抑制するには、利上げが必要じゃないのかな~、などとシロート考えを書いてみたりしてました。J-REITも、しっかり、落ちてますね。
日銀のたった0.25%の金利調整が全世界に影響を及ぼすなんて、誰も言いたくないし、因果関係を説明などできないのでしょうが、それだけ、ジャパンマネーの破壊力は恐ろしいと言うことでしょうか。
個人で見れば、金融資産1500兆円の0.25%=3兆7500億円。これだけのお金が徐々に効いてくるのです。
ちなみに、来年度は、労働市場の大幅価格上昇が予想されています。多くのサラリーマンは信じられないと思いますが、賃金上昇も、じわりと効いてくる、と私は思っています。ただし、労働コスト上昇は、いずれ、モノの価格に影響していきます。インフレ(値上げ)が来るときは、ドンとくる可能性もあるので、高額な消費を予定されている方は、注意が必要だと思います。
また、為替ですが、115円近辺に、壁があるようです。これも、どうなるかはわかりませんが、注目しておきたいポイントだと思っています。
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