2007年3月 総括
2006年度も本日で終了です。また、今月は、我々個人投資家にとって、実にいろいろなうれしい新商品が発売されました。ブログ本来の目的である「日記」機能に立ち返り、整理してみたいと思います。
1.2006年度総括
例によって、MicrosoftMoneyの力に頼って、リターンを整理してみました。
- 投資信託 リターン年率 8.2%
- 個別株式 リターン年率 13.2%
キャッシュポジション(MRF等)含むトータルリターンは、年率6.3%
私としては、上出来だと思ってます。
3月の下げ相場の中、よくぞ、がんばってくれました。
今年度は、4月に個別株のポジションを作ったのですが、これがひっぱってくれました。セクター戦略をとって、鉄鋼、医薬品、電機、情報通信の各株式に資金投入。特に鉄鋼を選んだのが、効きました。ただし、個別株のポジションは、一部を除き、いったん整理。理由は、また、別のエントリーでお話します。
2.2007年3月のできごと
<トピックス1>
次々に新商品が発表され、個人投資家の投資環境が大きく前進。ブログの話題にも、こと欠きませんでした。
- セゾン投信発信! セゾン・バンガードグローバルバランスファンド発売開始!
- 楽天証券が海外ETFを拡充!ネット証券から、ほぼ全世界への海外ETF投資が可能に!!
- イーバンクから、PRU海外債券マーケット・パフォーマー がノーロードで発売開始!!!
<トピックス2>
世界同時株安。しかし、我が、ポートフォリオ健在。
3月のパフォーマンスは、マイナスになるどころか、2.2%プラス。 (個別株よ、ありがとう)
また、ポートフォリオを一気に目標に接近。具体的には、為替相場の変動に乗じて、外国債券クラスを増やしました。
ちなみに目標は....
アセットクラス | 目標 |
日本株式 | 35% |
日本債券 | 0% |
外国株式 | 35% |
外国債券 | 20% |
エマージング株式 | 5% |
海外リート | 5% |
その他 | 0% |
これで、今後の課題は、
- 定期的リバランス実施
- ドルコストの見直し(セゾンを定期買付することによる「ずれ」の補正)
- ローコスト商品への適時乗り換え
- 日本リートへの投資の検討
となりました。
コメント
こんにちは、水瀬です。
インデックス投資家としては、怒涛の2006年度という感じでしょうか。
ところで、MicrosoftMoneyについて、いくつか教えていただけないでしょうか。
(1)海外ETFや外国株も、登録・管理できるのでしょうか?
(2)外債も、登録・管理できるのでしょうか?
(3)日本の投信でありがちな、大量分配金が出た際に、対応できるのでしょうか?
投稿: 水瀬 ケンイチ | 2007年4月 1日 (日) 00時03分
初めてコメントさせていただきます。
最近こちらのブログを見つけて定期的によらせていただいてます。
私もMicrosoftMoneyに興味があります。どのような特徴、利点がありますか?実際にお使いになってみての感想でかまいませんので教えていただければと思います。
よろしくお願いします。
投稿: ガリバー | 2007年4月 1日 (日) 01時03分
皆様、コメントありがとうございます。
>水瀬様
(1)海外ETFや外国株も、登録・管理できるのでしょうか?
→できます。ドル建てだろうがユーロ建てだろうが、できちゃいます。ティッカーがわかっていれば、価格の自動更新もできます。為替も自動更新されます。
(2)外債も、登録・管理できるのでしょうか?
→やったことがないのですが、できます。この世に存在しない証券も登録できます。
(3)日本の投信でありがちな、大量分配金が出た際に、対応できるのでしょうか?
→できます。取引記録時には、買付、売却に加え、配当金の再投資などができます。試したことはありませんが、空売りなんてのも選べました。
ただ、機能が、うじゃうじゃあるので、どうやったら出来るか、操作の面で判らないことがあるかもしれません。
百聞は一見にしかず。Money 2007 体験版ダウンロード
http://www.microsoft.com/japan/users/money/2007/trial.mspx
でお試しになってみるとよろしいかと思います。
>ガリバー様
>実際にお使いになってみての感想
最大の利点は、価格の自動更新です。
その他は、マイクロソフト社のサイトに書いてあります。
http://www.microsoft.com/japan/users/money/default.mspx
このソフト、Excelでマクロを組んでがんばると言う人には、必要ないかもしれません。ただ、一応商品ですので、インタフェース等はきれいです。
いまいち、メニュー構成、インタフェース等がわかりづらく、やりたいことがどうやれば出来るかわからない時があります。これは、慣れしかありません。さすがに5年使ってますので、覚えました。また、私は、ダウンロード版を使っているのでマニュアル持ってませんので、その分苦労したかもしれません。
MicrosoftMoneyの評判をネットで見る場合、2005年版以降をお調べになるとよいかと思います。この頃に、使い勝手が、改善されてました。(あくまで私の感覚ですが)
あと、最大の問題は、値段が高いことですよね~。
その価値があるかどうか、これは、難しいところです。投資同様、購入は自己責任、ということになります。
投稿: NightWalker | 2007年4月 1日 (日) 06時27分
便乗して質問です。「四季報CD-ROM」ですと新版が出ると株価ダウンロードができなくなってしまいますが、Microsoft Money でも毎年MS税を納めないと既存機能が制約されるのでしょうか?
投稿: nq | 2007年4月 1日 (日) 16時33分
nq様
コメントありがとうございます。
>Microsoft Money でも毎年MS税を納めないと既存機能が制約されるのでしょうか?
MSNマネー残高照会サービスは制限されます。
http://www.microsoft.com/japan/users/money/2007/01.mspx
に書いてあります。
購入後1年間:自動ログイン&残高照会が可能。
それ以降:同機能使用不可能。手動でログイン後、ダウンロードのリンクをクリックして手動で取り込み。(推定)
それ以外の機能は、制限されないはずです。(推定)
2002版は3年使いましたが、機能制約されると言うことはありませんでした。2005年版以降は、物欲に負け(笑)、毎年MSに税金を払っちゃいましたので、今、どうなのかは、よくわかりません。
ご購入をもしされるのでしたら、マイクロソフトさんに確認してみてください。
投稿: NightWalker | 2007年4月 1日 (日) 17時54分
ご回答ありがとうございました。
やはり最大のネックは価格になりそうです。
しかも毎年バージョンアップですか・・・
もう少し検討して購入を決めたいと思います。
ありがとうございました。
投稿: ガリバー | 2007年4月 3日 (火) 02時10分