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2007年2月 4日 (日)

ジョインベスト証券の投資信託 業種別インデックスファンドの活用方法について

   ジョインベスト証券が、ようやく、投資信託を販売開始するそうです。

  本件は、相互リンクいただいていたり、よくコメントを頂戴している皆さんがすでに取り上げていらっしゃいます。

  私としては、別の観点からお話をしたいと思います。ジョインベスト証券の投資信託のご紹介、ポイントの3番目、野村の専用ファンドの中の業種別インデックスファンドについて、です。

  どうやって、使えばよいのでしょ う。

  それは、言うまでもなく、このファンドで、

     憧れのセクターローテーション戦略を やってみる!

  です。

  あのジム・クレイマーさんも全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦p183で「大好き」とおっしゃっています。(この方の場合、株式投資自体を心の底から好きなんだとは思いますが^^;)

  個別銘柄の調査よりも、マクロな経済予測の方が好きという人(私はそうです)には、この戦略は向いているかもしれません。IRなんかで個別企業の将来価値がわかってたまるか!とマーケットの荒波にもまれる私なんかは思ってしまうわけです。こういう強情な人(私^^;)には、セクター戦略でしょう。

  セクター戦略は次の二つの方法があります。

  1. 各セクターの中から、個別銘柄を選んで投資。
  2. 業種別(インデックス)ファンドに投資

   私は、1の方法です。現在の投資セクターは、以前のエントリーでご紹介した時とほぼ変わらず、医薬品、鉄鋼、電気機器、情報通信の4セクタです。小売業は、だいぶ前に降りました。

  私が業種別インデックスファンドを使わない理由は、

  • これらの業種別インデックスファンドは、インデックスファンドなのにコストが高い(信託 報酬 0.966 % 販売手数料2.1%(ひょっとしてノーロードになる?少しだけ期待))
  • 設定されていないセクターがあったり、セクターの細分化が趣味に合わない部分がある。(情報通信は小売・サービスに組み込まれている?鉄鋼と造船をいっしょにしないで欲しいなあ等)

  なのですが、資金がふんだんにあったら、セクター間のリバランシング戦略も面白いかもしれません。セクター間のボラティリティを梃子にすべく、値下がりしているセクタを買い増ししたり、高騰しているセクタを売ることで、儲けを拡大させるわけです。それを考慮して、本商品は、ファンド間でスイッチングができるようになっています。

  野村の業種別インデックスファンドのリターンをモーニングスターで調べてみましたのでご参考に

  パフォーマンス1

ファンド名称 リターン
(1ヶ月) (3ヶ月) (6ヶ月) (1年)
A建設 3.86% -2.87% -5.86% -16.95%
B食品・水産 8.59% 5.04% 4.93% 14.42%
C繊維・紙パルプ 3.49% -0.39% -4.18% -8.48%
D化学 5.25% 3.74% 1.60% -1.86%
E医薬品 5.82% 5.51% 8.56% 11.42%
F石油・非鉄関連 3.47% 5.01% 5.28% -1.58%
G鉄鋼・造船・金属 10.39% 11.30% 11.74% 12.37%
H機械・精密 6.08% 5.93% 4.41% 5.22%
I電機 6.32% 4.11% 9.25% 7.13%
J自動車関連 7.42% 7.84% 12.04% 4.95%
K商社 4.78% 3.02% 2.25% -6.04%
L小売・サービス 1.55% 2.51% 4.11% -9.96%
M金融・保険 -0.86% -9.01% -13.50% -22.18%
N不動産関連 3.15% 2.38% 10.27% 3.88%
O公益 4.85% 3.97% 7.81% -1.39%
平均 4.94% 3.21% 3.91% -0.60%
ばらつき 2.77% 4.69% 7.11% 10.68%

 パフォーマンス2

ファンド名称 リターン
(1年) (2年) (3年) (5年)
A建設 -16.95% 10.95% 16.71% 11.57%
B食品・水産 14.42% 17.65% 17.43% 9.85%
C繊維・紙パルプ -8.48% 18.57% 17.30% 11.78%
D化学 -1.86% 18.19% 15.10% 13.60%
E医薬品 11.42% 18.69% 19.37% 7.66%
F石油・非鉄関連 -1.58% 27.51% 22.38% 17.38%
G鉄鋼・造船・金属 12.37% 37.82% 33.69% 26.03%
H機械・精密 5.22% 26.26% 20.51% 13.69%
I電機 7.13% 19.02% 13.48% 8.31%
J自動車関連 4.95% 20.45% 18.31% 17.70%
K商社 -6.04% 21.77% 17.71% 14.91%
L小売・サービス -9.96% 12.94% 11.12% 1.72%
M金融・保険 -22.18% 5.50% 14.75% 7.38%
N不動産関連 3.88% 30.25% 24.93% 18.89%
O公益 -1.39% 16.85% 10.38% 6.34%
平均 -0.60% 20.16% 18.21% 12.45%
ばらつき 10.68% 7.96% 5.78% 6.05%

   面白いですね。結構バラツキがあるのがわかります。

   ところで、ジム・クレイマーの株式投資大作戦は、投資のヒントに満ち溢れている良書です。たとえば、p394には、

  • 粉飾が表面化したら迷わず売る

 と言う項目があります。なにやら、最近も思い当たるような話がありましたね~。読んでいて、何度も頷く自分を発見できる本です。

 インデックス派、アクティブ派、私のようなアクティブ、インデックスの両刀使い派、すべての投資家に役立つこと満載です。お読みになっていない方は、ぜひ、ご一読をオススメします。

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コメント

こんにちは。
記事を取り上げていただいてどうもありがとうございます。
セクターローテーション戦略は、野村専用ファンドを有効活用できそうですね。
ジム・クレイマーの本を早速買って読んでみようと思います。

投稿: yarno | 2007年2月 4日 (日) 12時29分

yarno様
 コメントありがとうございます。
 ジム・クレイマーさんのこの本は、山崎元さんもご推薦です。
 http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/4b9991080960ef17310f910b3a7fa334

投稿: NightWalker | 2007年2月 4日 (日) 13時00分

業種別インデックスは私も気になっています。ノーロードなら口座でも開いてみようと考えています。

今の所、ヲチしている段階なので多くを投資していないのですが、規模の小ささより M&A に絶えず晒されている医薬品セクターや若干バブルの香りがする不動産セクターが気になっています。

ただ残念ながら野村AMの業種別インデックスの信託期間は '08.07.27 と迫っています。長期間の運用は望めません。野村AM以外の業種別インデックス運用も軒並み償還が近いです。

投稿: Mc.N | 2007年2月 4日 (日) 22時10分

Mc.N様
 コメントありがとうございます。
>残念ながら野村AMの業種別インデックスの信託期間は '08.07.27
 げっ、それは、見落としてました。ご助言ありがとうございます。
 ということは、セクター戦略をやるなら、やはり個別株しかないということですかね。

投稿: NightWalker | 2007年2月 4日 (日) 23時01分

本来なら業種別ETFがもっと活発になってくれれば良かったんですが、あれも斜陽ですしね、、、

悲しいことですがセクター戦略をするなら個別株しか選択肢は無さそうです。ただ医薬品セクターにしろ不動産セクターにしろ銘柄の選別が非常に難しいです。私には荷が重過ぎます ;-(。輸送用機器ならトヨタ自動車を押さえておけばほぼ問題無いんですがねぇ。

投稿: Mc.N | 2007年2月 4日 (日) 23時14分

Mc.N様
 コメントありがとうございます。
 医薬品なら武田薬品(4302)、不動産なら三井不動産(8801)あたりがセクター平均に近い動きをしているようです。
 
 個別株だと、単にセクター連動性が高いと言うことだけでなく、その会社が投資に値するかどうかが問題となりますので、難しいですよね。

 

投稿: NightWalker | 2007年2月 4日 (日) 23時45分

三井不動産だと少し割高なのと単元で買えそうもないことよりスルーしています。タケダだと購入時期が分かりづらいですね。タケダの年末の上げは未だに理解できていません。「電気・ガス」セクターの次辺りに物色されそうな気はしているのでヲチは続けているのですが、タイミングが分からないんです。

こういう時こそプチ株でこまめに購入すべきなんでしょうけど、結構、手数料が高く付いてしまうんですよね。

投稿: Mc.N | 2007年2月 5日 (月) 00時18分

Mc.N様
 手数料は割り切って、ミニ(プチ)株でいくしかないようですね。

投稿: NightWalker | 2007年2月 5日 (月) 00時30分

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