2007年2月9日付 日経300 配当利回りランキング

　最近、今年は、高配当株式だ、と言うことが良く聞かれます。　そこで、根性で（＾＾；）日経300銘柄の配当利回りを調べ、ランキングを作ってみました。

順位	銘柄	配当 利回り
1	(株)武富士	4.87%
2	(株)日興コーディアルグループ	4.26%
3	ＨＯＹＡ(株)	3.69%
4	アコム(株)	3.10%
5	東燃ゼネラル石油(株)	2.83%
6	セガサミーホールディングス(株)	2.76%
7	日本オラクル(株)	2.73%
8	昭和シェル石油(株)	2.56%
9	プロミス(株)	2.49%
10	(株)大和証券グループ本社	2.28%
11	西松建設(株)	2.22%
12	日産自動車(株)	2.13%
13	ホクト(株)	2.08%
14	エイベックス・グループＨＤ(株)	2.01%
15	野村ホールディングス(株)	1.99%
16	三和シヤッター工業(株)	1.97%
17	(株)ローソン	1.95%
18	(株)丸井	1.95%
19	日本郵船(株)	1.93%
20	パナホーム(株)	1.88%
21	前田建設工業(株)	1.88%
22	(株)ＮＴＴドコモ	1.86%

　 (注記)　計算条件は、Yahooのサイトのデータを参考にした前期配当による利回りになります。 予想利回りは、証券会社の投資情報などなどをご参考に別途、皆様ご自身で計算してください。（MC.N様にご指摘いただきました。ありがとうございます。)

　日経３００銘柄の２／９付　配当利回り平均をこれまた根性で(^^;)計算したところ、1.13％でした。

  日興コーディアルが急上昇です（＾＾；）。株価下落によるものでしょう。 （予想利回りはもう少し低く2.4%程度になるとのこと。MC.N様にご指摘いただきました。ありがとうございます。)　その他も特に金融系は注意した方がよろしいかと思います。

　 マネックス証券で取り扱っているファンドの中では、フィデリティ・日本配当成長株・ファンド が、好配当銘柄に投資するタイプのようです。販売手数料：1.575％、信託報酬：1.134％。

　　最新の同ファンドレポートにおける組み入れ上位10社について、２／９付けの配当利回りをまとめてみました。

順位	銘柄	配当 利回り
1	トヨタ自動車(株)	1.11%
2	ホンダ	---%
3	武田薬品工業(株)	1.32%
4	キヤノン(株)	1.56%
5	(株)みずほフィナンシャルグループ	0.47%
6	新日本製鐵(株)	1.25%
7	(株)三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ	0.49%
8	野村ホールディングス(株)	1.99%
9	中部電力(株)	1.41%
10	ジェイ エフ イー ホールディングス(株)	1.42%
	平均	1.22%

　　日経300の平均は、1.13％ですから、微妙ですね。 今年に入ってからの株価上昇で変化したようです。

   上記のようなファンドにお任せする方法もありますが、たかだか１～２％/年程度の配当利回りに対して、信託報酬 が１％/年程度取られるのは嫌だなあ、と言う人も多いと思います。また、分配金も大目ですので、そこに抵抗感のある方も多いかもしれません。

　　この場合は、自分で物色して、現物株か、予算が少ない時はミニ株、に投資ということになります。ミニ株は、マネックス証券では、手数料500円です。もし、10万円ぐらいずつ、5銘柄に分散投資したとすると販売手数料0.5％、信託報酬0％の自前ファンドを組んだようなものとも考えられます。貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵のp189の図によると、5銘柄ぐらいから、分散によるリスク低減効果があり、10銘柄あれば、かなり、リスクが下がることが示されています。

　　私自身も、個別銘柄投資をするにあたっては、配当利回りを注意しています。割安のバロメータのひとつと考えられるからです。

　　ご参考にS株とプチ株とミニ株のわかりやすく手数料比較をしている記事をご紹介いたします。ここに紹介されていない証券会社で他に安いところと言えば、野村ほっとダイレクトです。買付時、販売手数料0％だったと思います。

　　S株とプチ株とミニ株 (株をはじめる前に読むブログさん)

　　また東証一部全体の利回りランキングが知りたい場合は、こちら。

　　さらに、業種別 利回り平均が知りたい方は、こちら。（とよぴ～様に教えていただきました。ありがとうございます。）

   　さらにさらに株式新聞の利回り順位はこちらです。