セゾン投信とバンガード
ニフティの保守で、ブログ更新ができないうちに、日経の報道があって、盛り上がってますね、セゾン投信。資料請求は2月下旬からだそうです。待ち遠しいです。
本日、日経新聞を見ていたら、17日付、日経金融新聞に関連記事があるというのを発見。
バンガードの完全上陸こそ日本の夜明けと願う私としては、お仕事帰りに購入です。220円(高いです)。いやー、探しました(^^;)。夕刊フジや東スポはあっても日経金融新聞を置いてあるキオスクが、なかったりします。
念願の投信「販社」獲得 バンガード、セゾンと提携――低コスト武器、安値攻勢
米大手投信会社のバンガード・グループはクレディセゾンと提携し、日本での投信販売に本格進出する。販売会社に払う報酬を削ってまで安い手数料にこだわるバンガードにとって、販社の獲得が日本での事業展開に不可欠な課題だった。今回セゾンとの提携で念願を果たす。低コストの投信が日本でどこまで消費者に支持されるかの試金石となりそうだ。
結構な紙面を割いていましたが、肝心の手数料については、「0.7%程度」としかかれておらず、よくわかりません。
これには、大きく、二つの解釈が存在すると思います。
- 0.7%+エクスペンスレシオ(0.2~0.3%)
- 全部コミコミで0.7%(\(^0^)/)
2番であることを祈りましょう。マネックスの内藤忍さんは、2と思っておられるようです。でなければ、業界最低とは強くいえないですね、確かに。しかし、1だとしても、トヨタ・アセット・バンガードの実質約1.3%に比べれば安い。もちろん、資産やファンドの配分がどうなるのかによって、高い安いの判断は変わります。これまた、記事ではわかりません。
日経金融新聞の記事にはこうかかれています。
バンガードは2000年以降、マネックス証券や一部運用会社と提携した。だが信託報酬の取り分がないため、マネックスは口座管理手数料を徴収。他の販社も通常の手数料体系を適用しがちで強みが出せなかった。今回の提携でノーロード、安い信託報酬が初めて生かせる。
「初めて生かせる」と言う表現です。ということは、これまでのバンガード日本向け商品よりは、かなり安いということでしょうか。
信託留保も気になります。0%だったらいいんですが。
バンガードとの提携交渉は長期に及んだそうです。がんばったんですね。セゾン投信さんの心意気や良し。私は期待します!2月下旬が楽しみです。
バンガードさんは、日本の販社探しに苦労してきたようです。
- 90年代後半から日本進出を検討してきたが、販売会社の制約があった。
- 米国では、直販だが、それ以外の国では間接販売。
- 特徴が出せる販社(=安い手数料を受け入れてくれる)の確保が課題だった。
まあ、そうでしょうね。儲かんないもの、証券会社は売りませんよね。
同記事のコラムには、
投信でも価格破壊?
と言うタイトルが、クエスチョンマーク付きではありますが、ありました。
ぜひ、そうなって欲しいですね。
あ、海外ETFが本格的にでたらおしまいだよ、と言ってしまうと、身もふたもないですよ~(^^;)。
コメント
こんばんは。
セゾン投信盛り上がってますね。
信託報酬がやはり気になります。
全部込みで0.7%に期待したいです。
バンガードのファンド、待ち望んでいる人が多いんですね。
投稿: yarno | 2007年1月17日 (水) 21時24分
yarno様
コメントありがとうございます。
2月末を期待しましょう。
バンガードファンは、結構、いると思いますよ。
投稿: NightWalker | 2007年1月17日 (水) 21時43分
お久しぶりです。
「とうとう来たか」という感じですね。
バンガード投信購入が、私の米国証券口座の主要目的ですから、往復の送金手数料を考えると0.7%が実現したら当分休眠口座です。
投稿: nicollo | 2007年1月17日 (水) 22時17分
すみません、初めましてでした。
水瀬さん繋がりでいつも拝見させていただいていたのでツイ。(^^)
投稿: nicollo | 2007年1月17日 (水) 22時20分
nicollo 様
はじめまして。よろしくお願い致します。
nicolloさんは、米国証券口座をお持ちなんでしょうか? えらいです。確かに送金手数料(為替手数料)や手間ひまを考えると、円建てで買った方が得かもしれませんね。後は品揃えをどこまでがんばれるか、でしょうか。
投稿: NightWalker | 2007年1月17日 (水) 22時36分
私個人に関しては、日銀が公定歩合を0.05%上げるよりセゾン投信の手数料の方がよっぽど円買い圧力になりますよ。
でも結局バンガードに行くから同じか(笑)
投稿: nicollo | 2007年1月17日 (水) 23時09分