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2007年1月 2日 (火)

母のポートフォリオの検討(の前に再度、毎月分配型について考える)

 さて、下記エントリーでご紹介いたしましたように、母(年金生活者)にグロソブとのお別れを「言葉巧みに」決断させてしまった私であります。

 グローバルソブリンと中央三井外国債券インデックスのコスト比較
 グロソブ売却!

 そのグロソブは、2006年12月、設定来、実に6年10ヶ月ぶりに225億円の資金流出だそうです。動機は私とは違うと思いますが、多くの皆さんが、私と同じような投資行動に出ていたということになります。

 毎月分配投信の人気、「債券型」から「株式型」に

グロソブは国際投信投資顧問が運用し、運用残高は現在5兆6000億円。契約者数は137万人(NightWalker注:ニッポンジンの100人に1人以上が保有、すごっ)。ほぼ沖縄県の人口に匹敵している。2001年後半からデフレ色が強まるなか、預貯金に代わる運用先として個人の投資資金を呼び込んできた。02年以降は毎月200億―1000億円超の資金が流入、05年8月のピーク時には公募株式投信全体の残高の14%を占めたこともある。今年9月から流入ペースが鈍化、今月は月間解約額が設定額を225億円ほど上回った

 新聞等の分析によると流出の原因は、

  1. グロソブより配当額の大きい毎月分配型投信が出てきている。
  2. 外債ではなく、より期待収益率の高い(すなわちハイリスクの)ハイ・イールド債、高配当株式、REIT(不動産投信)などへ投資する(毎月分配型の)商品へ資金移動している可能性がある。

  ということのようです。私としては、2006年12月の流出成分の中に「毎月分配型は損だから」という論理の人も少なからずいた、と思いたいところです。少なくとも、全国に一人はいます。私です(^^;)。

 毎月分配型同士の競争によってグロソブが負けている?

 だとすれば、これはこれで結構なことです。

  1. 毎月分配型投信同士の競争によって、より分配金の多い投資信託が出てくる。これらの投資信託は、他社よりも分配金を増やすために投資先の見直しだけでなく、投信運営費用自体のローコスト化が必要になる。結果、信託報酬を低率に下げざるを得なくなるだろう。
  2. この波及効果で、インデックスファンドなど、その他の投信の信託報酬も相対的に下がることが予想される。
  3. フツーの人が損得勘定に目覚めつつあると解釈するのであれば、いずれ、毎月分配型の税金面での不利にも多くの人が気が付く。その時期は、増税のタイミング(軽減税率廃止の時期である2年後)となるはずである。
  4. この波及効果で、分配金の少ないファンド(あるいは分配しないファンドマネージャー(チーム))が増える。

 などの前向きというか、私にとって(^^;)、都合の良い予想ができるからです。

 さて、余談の方が長くなってしまいましたが、グロソブ売却!後の次なる段階として、母用の新ポートフォリオを検討しなければなりません。実は、売却から実際に入金されるまでには5営業日かかるため、実際に売却金が、入金されるのは1月4日です。

 今後のタイムスケジュールは、以下のようになります。

  1. ~1月8日 新ポートフォリオ検討
  2. 1月4日か5日 中央三井からソニーバンクへ入金
  3. 1月8日 新ポートフォリオ発注

 残り1週間。全力で考えたいと思います。(続く)

<余談の余談>
 ひょっとすると、私、高齢者向け金融商品のファイナンシャルアドバイザーができるかも。リタイヤしたころにも、そのニーズがあるならボランティアでやろうかしら^^;先の話なんでその時にファイナンスに興味が持てるかどうかは、はなはだ疑問ですが。

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コメント

私もこの記事を見ましたよ。
グロソブ人気に陰りが出てきたとは言え、毎月分配型は大人気ですよね。
最近よく目にするのが、「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド」です。

お母様のために新ポートフォリオを頑張って検討して下さいね。

投稿: ツテ | 2007年1月 2日 (火) 17時59分

ツテ様
 コメントありがとうございます。

>「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド」
 信託報酬が1.155%(税込)です。比較的安い。本記事の中でも書きましたが、毎月分配型同士の競争でこの傾向が進むとよいですね。また、運用成績も好調です。ただしこのファンド、今のところ、いわゆるネット証券では買えませんが。

投稿: NightWalker | 2007年1月 2日 (火) 18時51分

「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(グロイン)」は FoF なので実質の信託報酬はもう少し高いです(モーニングスターの情報では 1.7325%)。

グロインをネット証券経由にて購入するのであれば同じ運用と思われる「新光ピクテ」を丸八証券で買い求めると良いかもしれません。丸八証券ではノーロードのようですし。

記事の対抗馬として挙げているのは多分、純資産1兆円越えをした大和の「ダイワ・グローバル債券」や野村の「マイストーリー」のことを指しているかと思われます。どちらも高コストだったり高リスクな資産を含んでいたりします。

どちらかというと投資環境は徐々に悪化しているかと、、、

投稿: Mc.N | 2007年1月 3日 (水) 05時50分

Mc.N様
 情報ありがとうございます。
>「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(グロイン)」は FoF なので実質の信託報酬はもう少し高いです(モーニングスターの情報では 1.7325%)。
 なあんだ、そうなんですね。ツテ様、皆様、すみません、そういうことだそうです(^^;)。

>どちらかというと投資環境は徐々に悪化しているかと、、、
 ....がっかり(T.T)。世の中そう甘くなさそうですね。
 Mc.N様、ナイスフォローありがとうございます。

投稿: NightWalker | 2007年1月 3日 (水) 07時25分

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