マネックス証券の投信自動つみたて
今日の新聞で知ったのですが、投資信託は、カードで購入ができないそうです。 これを解禁すべく、 金融庁が検討するとのことです。
金融庁は今夏にも投資信託の購入にクレジットカードの使用を解禁する。株式投資でも定期預金を担保に低利で借り入れる「総合口座貸越」を利用できるよう検討する。株や投信を買いやすくし「貯蓄から投資へ」の流れを後押しする。 カード解禁は今夏の金融商品取引法の本格施行に合わせた政省令改正で認める方針。口座貸越はその後解禁する方向だ。
これを見て思ったのは、じゃ、マネックス証券のカードde自動つみたてって一体?ということです。違法?そんなことはないと思いますが....。
整理すると
- これまでの証取法では、信用取引を除き、お金を融資しながらの有価証券売買請負を禁止
- 商品購入から毎月の決済まで一時的ながら融資が発生するクレジットカードも使えない
ということのようです。有価証券の中には、当然、投資信託も含まれます。
そういえば、カードde自動つみたて、は以下のようなお金の流れです。
- 契約銀行口座→カード会社へ引き落とされる。
- その後投信購入
要は、前払いです。
法改正されれば、先に購入しておいてもらい、後でカード支払いも可能になるわけです。
さて、このエントリーを書いていて気が付いたのですが、カードde自動積立は、銀行から引き落とされて実際に購入されるまでの期間の利子がゼロ円になっているんですね。前払いと言うことは、金融機関から購入者への融資は発生していませんが、購入者から金融機関への無利子融資が発生しているということなんですね!!すごい発見。気がつかなかった....(T.T)。
マネックス証券の自動積み立て方式は、以下の3つがあります。
- 自動積立 (MRF→投信購入)
- カードde自動積立(銀行口座→カード会社(この間無利子)→証券会社(投信購入)
- 銀行de自動積立(銀行口座→引き落とし代行会社(この間無利子)→証券会社(投信購入)
すなわち、「カードde自動積立」や「銀行de自動積立」では、引き落としから購入するまでの期間の利子が、ゼロになってしまうんです。これは損です。金利が高くなれば、この差は更に大きくなっていくわけです。
金利上昇は、今月は見送りですが、来月は....?
金融機関は、この無利子によるファイナンス(資金調達)分で資金移動のコストをまかなっていると言うわけで、合理的な方法かもしれません。しかし、個人投資家として、少しでも得をしたいと思うなら、1の方式を選ぶべきでしょうか?
じ、実は、私、3の「銀行de自動積立」を利用しています(^^;) ........先ほど申し上げましたように今まで気が付いていませんでした!!!ヨドバシポイントは、ヨドバシにお金を無利子で貸していると等しいので、すぐ使うようにしてたんですけど、こっちの方は..............
1に変えようと思います(^^;)!新生銀行を利用しているので月5回まではインターネット送金料は無料ですし、めんどくさがっていた私が間違っていました。
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