楽天証券 -株式移管手続きに関する電子化対応
楽天証券では株式移管手続きがWeb上でできるようになるそうです。
楽天証券では2006年12月23日(土)システムメンテナンス終了後より、株式移管手続きに関して、ウェブ画面から直接、移管の請求が可能となります。なお、移管対象となる株式は、日本株式、米国株式、中国株式となります。日本株式(楽天証券から他社へ) 米国株式(他社から楽天証券へ) 中国株式(他社から楽天証券へ)
コールセンターに電話しなくて済むので、気楽に(^^;)移管できる。実際には、申込書の請求を電子化しましたってことらしく、Web上ですべてが完了するわけではありませんが。(おそらく、届出印が必要なのでしょうね。)
さて、これを見て、ぱっと思ったのが、
楽天証券からマネックス証券へのリレーです。
手数料の安い楽天証券で株を買って、貸株金利の付くマネックスへ移管。
しかも、手数料はかかりません。FAQ 株式を移管する際に手数料はかかりますか?によると
当社から他社へ株式を移管する場合、他社から当社へ移管する場合、どちらもお手数料はかかりません。ただし、他社においては手数料がかかる場合があります。あらかじめご確認ください。
とのことなのです。(正確には、申込書の郵送料は、実費としてかかります)。野村證券などは、手数料をシッカリ取ってたはずです。
たとえ他社に移管されても、楽天証券で株を買ってくれれば、手数料が稼げるって訳です。ブローカーに徹する姿勢は明解です。この方向性には、期待が持てます。手数料ビジネスに徹してくれるのであれば、逆に保有コストの安い商品を供給してくれる可能性があるからです。先鞭をつけてくれた外国ETF取扱いの拡充にも勝手に期待してしまいます。
ところで、上記のようなリレー投資をした場合、マネックス証券の方は、ちょっと損するかもしれません。手数料を他社に持っていかれ、儲けは貸株の利ざやだけになるわけですから。
コメント
同日、楽天証券は投資信託の「買取請求」がウェブ上で注文出来るようになりましたね。
少しずつ確実に楽天は変わって来ていると期待しています。
投稿: happydog | 2006年12月24日 (日) 23時50分
happydog様
コメントありがとうございます。
少しずつ改善されているのは、活動している証拠ですよね。山崎元先生が客員研究員をやっている証券会社ということで大いに期待したい、と思ってます。
投稿: NightWalker | 2006年12月24日 (日) 23時55分