投信の罠
今週の週刊ダイヤモンドは「買い」です。特集記事は、ずばり、
投信の罠 銀行・証券・郵便局の言いなりになるな!
です。
私も以前、信託報酬が高めの投信から選んでいる」と話すネット証券というエントリーなどで、信託報酬の高さには、ため息をついてきました。私のブログにご来訪いただいている皆さんも、何を今更、というところがあるかもしれません。しかし、メジャー誌である週刊ダイヤモンドが特集を組んでくれたことは、心強い限りです。
槍玉にまず上がるのが、グロソブです。続いて、
- 毎月分配型投信
- Bシェア投信
- リスク限定型・元本確保型投信
- 変額年金保険
- セット販売
- ファンドオブファンズ
と次々に各商品のコスト高を「血祭りに」。胸のすく思いです。私が特に反応してしまったのは、以下のくだりです。。
"ミスター・グロソブ”山内一三・国際投信投資顧問副社長は、こう答える。「信託報酬を引き下げても、お客さんにとって、たいしたメリットにならないと思う。それよりは販売会社とともに、セミナーを通じた情報提供に力を入れるべきだと考える。」
た、たいしたメリットにならない....
↓この本とか ↓この本とか ↓この本とか
プロなんだから、読んでるんでしょうね?それで、そのセリフなのでしょうか??
特集は、内部事情編、保有コストが安い投信ランキング、オリジナル投信編
と続きます。
投信販売のトラブル多発に金融庁が銀行監督強化に乗り出すというニュースもある中、投信業界は、運用会社、販売会社ともに襟元を正さねばならない時期が来たのではないでしょうか。
最近、モーニングサテライトでは、三原 淳雄先生が出演のたびに証券税制問題について、熱く語っておられますが、ダイヤモンドは、山崎元先生も連載しておられる雑誌です。投信の高コストを徹底的に追求してくれてます。どちらも、私にとっては、関心の高い話題です。モーニングサテライトと週刊ダイヤモンドからは、目が離せません。
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