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2006年10月29日 (日)

日本株式に対するドルコスト法のお話

   前エントリー「日本株式の長期リターン (1)~(3)」のおまけ、というか副産物です。

  もし、ずーーっと、日本株式に定額積立すなわちドルコストを続けていたらどうなったのでしょうか?1949-2006(途中)の日経平均の表を使って計算してみました。

~2005積立期間→

5年 10年 20年 30年 40年 50年
ドルコスト
収益率
7.18% 1.84% 0.01% 1.31% 2.77% 3.78%

一括
購入時
収益率

3.17% -2.07% 1.03% 4.45% 6.26% 7.54%

※10/31   計算間違い(まだ途中の2006まで計算してましたスミマセン) および転写ミスを修正しました。

  あたりまえですが、値下がり局面にはドルコストが強く、値上がり局面では一括購入が有利なんですね。「出来る限り株価が安い局面に」、「貯め込んだ資金で一気にどーーんと買って」、「長く待つ」のが良いわけです....それが出来たら苦労しないんですけどね(^^;)。

  前エントリーや本エントリーで計算に使った株価には、インフレ調整が入っていません。(シロートの限界を超えました) リターンは、その分を差っ引かないと本当はいけません。ということで、上記はあくまでご参考です。

  インフレとは、言ってみれば、昔は給料が安かった、ということです。ドルコスト法の場合、昔は月に1万円の積立だって苦しかったはずです。ずっと同じ金額を積立て続けると言うのは現実にはありえません。最近はデフレなんで、みんな(私も)インフレを忘れてしまってますが。

  というわけで、昔は、どのくらい給料が安かったか、というのも調べてみましたので、ご参考に。(昭和51年以前はネットに落ちていた出所不明の情報、昭和51年以降は、厚生労働省のデータです)

1961年より前は、わかりません。

大卒初任給
1961 15,700
1962 17,800
1963 19,400
1964 21,200
1965 23,000
1966 24,900
1967 26,200
1968 29,100
1969 32,400
1970 37,400
1971 43,000
1972 49,900
1973 57,000
1974 67,400
1975 83,600
1976 94,300
1977 101,000
1978 105,500
1979 109,500
1980 114,500
1981 120,800
1982 127,200
1983 132,200
1984 135,800
1985 140,000
1986 144,500
1987 148,200
1988 153,100
1989 160,900
1990 169,900
1991 179,400
1992 186,900
1993 190,300
1994 192,400
1995 194,200
1996 193,200
1997 193,900
1998 195,500
1999 196,600
2000 196,900
2001 198,300
2002 198,500
2003 201,300
2004 198,300
2005 196,700

  昔は安かったですね~。月々1万円積み立てたら、給料なくなっちゃいます。

 上昇率も計算してみました。

初任給の上昇率(年率) ~2005

10年

20年

30年

40年

0.13% 1.71% 2.89% 5.51%

 初任給がインフレに連動していたとしたら、まあ、こんなものだということなんでしょう。

 では、もっと現実的に給料の5~10%程度を40年(今年あたりリタイヤする皆さんを想定)積み立て続けたら、どうなったんでしょうか?

 ...と考えましたが、今日のところは、力尽きました...(^^;)。

 計算魂(爆)が再び復活したら、やってみたいと思います。来週末には復活の予定です。

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コメント

こんばんは。
計算ご苦労様です。長期でドルコストした場合のデータは見たことなかったので、大変参考になりました。

ドルコスト法は確実にリスクを軽減する効果があるようですね。

ただ、読んでて気付いたんですが、ちょっと疑問があります。このシミュレーションでは、どういう条件で計算をされましたか?

もしかしたら、例えば、50年の場合で、毎年1万円ずつドルコストで購入、といったパターンと、50年前に50万円一括購入といったパターンで比べていませんか?

そうだとすると、インフレがあるので、年数が長くなればなるほど、一括購入のほうが有利になってしまうと思います。

投稿: なおき | 2006年10月29日 (日) 22時20分

なおき様
 コメントありがとうございます。
 計算方法及びインフレの件、ご指摘の通りです。エントリー中にもちょこっと書いたとおりです。リターンをインフレ分、差し引かないといけませんが、これは、経済の専門家でないとちょっと厳しいものが...ごめんなさい。インフレ率のデータが見つかったら、再チャレンジしたいと思います。気長にお待ちいただければ幸いです。(本当は、まっとうな経済学の先生がやってくれるとうれしいんですが)

投稿: NightWalker | 2006年10月29日 (日) 22時30分

了解です。やっぱりインフレが絡んでくると計算こんがらがりますよね。

ところで、自分も微力ながら協力したいと思って、消費者物価指数のヒストリカルデータを探してきました。

http://www.stat.go.jp/data/cpi/1.htm
ここにありました。

投稿: なおき | 2006年10月29日 (日) 22時59分

なおき様
 消費者物価指数の件、ありがとうございます。
 長い目で見守っていただければ、と(^^;)。

投稿: NightWalker | 2006年10月29日 (日) 23時18分

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受信: 2006年10月30日 (月) 22時27分

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