核実験の結果
核実験の結果
為替:円安基調続く。
株式:日米欧の株は上昇(北朝鮮を無視)。アジア株は下落。
ミスター・マーケットは、冷徹です。
今後は、次の二つが予想されます。
- 北朝鮮と戦争にならない。
- 北朝鮮と戦争になる。
1の場合、影響はないわけですから、株価は何の影響も受けません。他の要因で動きます。
2の場合、特需が発生します(朝鮮戦争のときのように)。戦争すれば、きわめて高い確率で国連軍が勝ちます。仮に日本が戦火に見舞われても、多額の賠償金が北朝鮮から支払われ、復興ビジネスの資金源になります。もし、北朝鮮にお金がなければ、戦勝国として他の利権が手に入ります。今、戦争しても全世界を滅ぼすことは出来ません。世界全体から見れば、被害は限定的なものになります。(日本人としては、たまったものじゃ、ありませんが、ミスター・マーケットは名前からして欧米人ですので、アジアのことなんかどうでも良いわけです。というか、もともと感情はなさそうです。)
もう一点言えば、日本企業の場合、グローバル化した企業と、ドメスティックな企業とで評価が分かれる可能性もあります。本日、新興市場株は値下がりしてます。ミスターマーケットからどう見えるのでしょうか?
日本の場合、少々インフラが破壊されても、短期間に復興する底力があります。しかし、他のアジアの国々は、日本に比べればはるかに経済力が小さく、大打撃となります。
また、株式を除く金融資産は、いざと言う時のため、米ドル、ユーロで資金をキープした方が良いと、本日のミスターマーケットはお考えのようです。
今後も注視が必要です。
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