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2006年9月22日 (金)

原油価格の暴落とコモディティ投資

 原油価格が暴落しているようです。

Oil

 NY原油、大幅続落――10月物は60.46ドル 一時半年ぶり60ドル割れ
 NY原油急落、半年ぶり安値・投資マネーが債券などに逃避

 ヘッジファンド大手アマランス・アドバイザーズが最近の天然ガス相場の急落に伴い50億ドルの損失を出したと米メディアが報じ、原油を含む商品先物全般で売り優勢になった。米商品先物取引委員会によれば、12日時点の投資マネーの原油先物の買い越し幅は前週比1万枚減の3万7000枚と4週連続で減少。投機筋が原油先物から資金を引き揚げる動きが続いている

 という事情もあります。

 その影響なのか、コモディティ系のファンドは、このところ下がりっぱなしのようです。

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 実は、私は、コモディティには投資していません。ジム・ロジャース氏に影響されて、一時期、コモディティファンドに投資しようと思いましたが、以下の理由で思いとどまったのです。

  1. モノの値段が上がれば、その恩恵を受ける企業が出てくる。最初は、原料素材を扱う会社だ。そこの会社の株は上がる。
  2. 次にそこから仕入れて販売する会社も商品の値段を上げる。すると、その会社も儲かるので株が上がる。
  3. モノの値段、すなわちコモディティが上がると、結局、いろんな会社の株があがるのだから、わざわざ、手数料の高いコモディティ投資をする必要はない。

 というわけです。

 一方、モノの値段が上がると、確実に損をするのが、消費者です。物価は上がっても給料が上がらない、という状況が十分に想像されます。

 自衛のためには、株式を買っておく必要があるのです。自分自身から奪われたお金を株式ゲインで取り返すしかありません。ここは勝負と言うか、どのリスクをとるかです。

 また、物価の上昇で恩恵を受ける企業が長期に渡って一定であるはずもありませんし、モノだって下落することもありますので、その時は別の企業が儲かります。押しては返す波のごとく、利益を得る企業は、変わって行くでしょう。その恩恵を楽に享受し続ける方法は...

 そうです!結局、株式インデックスファンドが正しいのです(^^;)!

 と自己正当化を図って、長期投資にはげむ?毎日です。

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コメント

わたしは商品先物取引をやっているのですが、
もしよろしかったら、相互リンクしていただけないでしょうか?

投稿: キアラ | 2006年10月11日 (水) 00時24分

キアラさま
 コメントありがとうございます。
 当ブログは、先物、短期売買のブログではございませんので、相互リンクは、お断りさせていただきます。

投稿: NightWalker | 2006年10月11日 (水) 06時08分

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