金融資産のリターン分析 栄枯盛衰編
前々エントリーで引用した金融資産別のリターン率を90年代後半と2000年代前半で再分析し、順位をつけてみました。すると...
1996-2000 |
2001-2005 | |
1位 |
海外株式 | エマージング株式 |
2位 |
エマージング債券 | グローバルREIT |
3位 |
グローバルREIT | エマージング債券 |
4位 |
コモディティ | コモディティ |
5位 |
グローバルCB | 海外債券 |
6位 |
ハイイールド債券 | ハイイールド債券 |
7位 |
海外債券 | 日本株式 |
8位 |
日本債券 | グローバルCB |
9位 |
エマージング株式 | 海外株式 |
10位 |
日本株式 | 日本債券 |
90年代後半は海外株式(おそらく米国株)が、2000年代前半はエマージング株式が、それぞれ市場のリターンを牽引してきたという結果になりました。
そして注目すべきは、グローバルREITとエマージング債券が堅調というか安定的に好成績だったようです。といっても、この時期に、これらの金融資産へ投資するのは、日本の個人投資家にとっては困難だったはずです。
それにしても、日本は、からっきしダメでしたね。2000年代後半戦は、さて、どうなるのでしょうか?
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