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2006年9月 9日 (土)

日本の夜明け

 「杉作、日本の夜明けは 近いぞ」とは、鞍馬天狗の有名な台詞です。

 さて、日本の個人投資家にとっての夜明けとは何でしょうか?

 インデックス投資派にとって、それは、バンガードの日本完全上陸ですね!

 少なくとも、冒頭の名台詞を言った方と同じ名前のファンドではなさそうです。このファンド、私も保有していますが、次回リバランス時の売却候補筆頭ファンドです。まあ、大した額を投資しているわけではないし、利益も出てはいるんですけどね。

 それにしても、有名人のネームバリューを利用して、資金集めをするファンドは、ちょっとなあ、と思う今日この頃です。私は、最近、このようなファンドを

   「お布施ファンド」

 と名付けました。

 バカ高い信託報酬は、まさにお布施みたいなモノです。今後このようなファンドにうっかり、お布施を...いや、投資をしないように心がけるべく自分を戒めたいので、こう呼ぶことに...。山崎元さんがコスト高で証券会社を儲けさせるだけのファンドを買うなら、自分で個別銘柄の分散投資をした方が良い、と仰るのも良く分かります。ただ、個別株の分散投資は、数々の失敗の結果、自分流を編み出す必要があります。

  来年の規制緩和でVIPER(バンガードのETF) なんかも東証に上場して欲しいなあ、と思います

 もっとも、10年前に比べれば、日本の個人投資家の環境は大きく改善されており、すでに「日本の夜明けは近い」のかもしれません。

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コメント

(エントリを間違えてしまいましたが)TBさせていただきました。rennyと言います。
ボクもバンガードには期待していますが、日本でのヤル気というか、意欲というか、そういうものが乏しいように思います。何が理由なのかはよく分かりませんが、もっとインデックス投資についてアピールしても良さそうなのですが、ちょっと迫力不足ですね。

投稿: renny | 2006年9月10日 (日) 19時20分

rennyさま
 コメントありがとうございます。
 インデックスファンドが、売れないのは、やはり、宣伝ですかね。金融機関もマネー誌もインデックスファンドは、あんまり宣伝してくれません。儲からないからでしょうか。

投稿: NightWalker | 2006年9月10日 (日) 19時43分

アクティブファンドの方が信託報酬を高く設定することが可能なので、金融機関の取り分が多くなるのではないでしょうか。ですから、宣伝もするのでしょう。運用商品にあっては、宣伝されている、あるいは売り手から薦められる商品はまず疑ってかかる必要がある、と思います。

投稿: renny | 2006年9月11日 (月) 05時50分

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