ヘッジファンドは、市場に流動性を与える
グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長が21日、ニューヨークで 講演した時の話です。
米資産運用大手が主催する会合で講演した。米国ではヘッジファンドが天然ガス投資で失敗、多額の運用損を出したが、「ヘッジファンドのようなリスクを取る存在がいてこそ市場の流動性が増し、金融市場が効率化する」と語った。
多分に主催者に対するリップサービス的な部分があるとは思います。しかし、かつてのヘッジファンドLTCM破綻(1998)の時に、グリーンスパンさんは35億ドルも資金を担ぎ出して公的救済のリーダシップを取って、どえらい目にあったはずなんですが、ヘッジファンド擁護派だったんですかね。
ちなみに私は、ヘッジファンドには投資しません(できません)が、グリーンスパンさんと同じような気持ちです。私以外の誰かが、いっぱいリスクを取ってくれるので、市場が効率化するのです。そのため、インデックスファンドの優位性が保たれるのです。みんながみんなインデックスファンドではダメなのです。ヘッジファンドやその他の投機家がいるからこその私です。彼らの努力には感謝しなければいけません。(ただ、市場自体は壊さないでね、っと)
また、本題とは関係ないですが、
中国とロシアの通貨政策のリスクを指摘した。一方で、中央銀行による市場介入は「長期的にみて効果は生まない」と日銀の介入を批判した。
んだそうです。
長期投資家としては、注意しておかないといけません...メモメモっと。
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