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2006年8月27日 (日)

ソニーバンク RiskGradeを活用したお得なファンドの考察

 前エントリの続きです。RiskGradeを使った前エントリーの分析で何が分かるのでしょうか?私の独断と偏見になりますが、 深読みも含めて、いくつか上げたいと思います。

 注※ 2006年11月24日RiskGradeの障害についてのご報告という通知があり、H18.5.3-H18.11.3までの期間、RiskGrade値が小さく出ていたそうです。(こちらもご参照ください)相対的なリスクの大小関係はあっていたものと思われますが、ご承知の上、お読みくださいますようお願い申し上げます。

  1. エマージング投資がダメなわけではない。ロシア東欧への投資が残った。惜しいところでインド・チャイナ・BRICs全体投資は消えた。
  2. 日本株への投資は、バリュー戦略とインデックス戦略が有効だった。
  3. 外国株への投資は、バリュー戦略(高配当銘柄戦略もその一種)とインデックス戦略が有効だった。
  4. 成熟地域であるはずのヨーロッパは、良い投資先であった。ここ何年かのユーロ高などもあるでしょうが、ジェレミー・シーゲル氏の著作で指摘されている通り、成長が必ずしも株主リターンには結びつかない-成長株は割高で取引されるため長期では効率が悪くなる可能性が高いのでしょう。また、ヨーロッパ勢はシリコンバレーよりも最近ハイテク分野で元気が良い、という実感があります。これは、業界の最前線にいないとわからない肌身の情報です。ご参考です。
  5. 外国債券は、世界全体型もエマージング型も手堅く残った。
  6. 外国リート投資は、もう駄目!住宅バブル終了としょっちゅうマスコミによって危機感があおられているにもかかわらず、意外にも良い結果だった。海外不動産投資は、実はまだ有効なのではないか?ピーターリンチ氏の5年前の本を読み直して、最近そう思っています。日本ではバブル崩壊のトラウマが残っていて誰も良いとは言わないし、実際ダメでした。フジマキさんぐらいでしょうか、今、肯定的なのは。
  7. 外貨預金、外貨MMFは、端にも棒にもかからなかった。

  評価は、「...だった」と過去形で書きました。これからどうなるかは、わかりません。ランダムウォークであります。

  次回のエントリーでは、もし、それぞれのお得そうな投資先で、それぞれ一つずつしか商品を選べないのだとしたら、何にするか?私の趣味を本命と次点で述べたいと思います。

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